翻訳作業の流れ

翻訳作業は以下のステップを踏んで行われます。翻訳をされる方は、 作業の節目節目でメーリングリストに状況をお知らせ下さい。なお、報告される場合には、定型のフォーマットがあります。フォーマットはhttp://linuxjm.osdn.jp/guide/mail_format.html にありますので利用して下さい。

翻訳の予約

JM Project において作業対象となっているマニュアルは JM インデックス(作業状況) http://linuxjm.osdn.jp/INDEX/progress.htmlのページにまとめられています。但し、このページの情報は、手動で更新するので、必ずしも最新ではありません。あくまでも参考にとどめてください。このページから、翻訳したいマニュアルを選びます。
どのマニュアルを選べば良いか、については、各マニュアルの先頭に着いているマークを参考にして下さい。作業の予約が入っていないものを選ぶと、他の翻訳者と作業が重複することがないので良いでしょう。
対象とするマニュアルが決まりましたら、メールフォーマット を利用して、翻訳を予約する旨の宣言を、メーリングリストに投稿して下さい。投稿されますと、管理者が、対象とするマニュアルのステータスを予約済み(翻訳作業中)に変更します。

翻訳作業

翻訳する元データは、JM インデックス(作業状況) ページから入手して下さい。
翻訳したいマニュアルページの項目に、ファイルへのリンクが複数あるものがあります。この場合は、どのファイルを使用すべきかをメーリングリストで問い合わせてください。

ドラフト版の投稿

手元での翻訳が一通り終わりましたら、結果をドラフト版として、提携のフォーマットに従って、メーリングリストに投稿してください。 校正者・査読者の便宜を考えて、原文を残すかたちでの投稿が推奨されます。

ドラフト版の投稿形態はいくつかあります。

po4a の結果をメールに貼り付ける

po4a の結果( ja.po) をメールに貼り付ける方法です。すぐに人が読める形なのでお手軽です。但し、ja.po を貼り付ける段階で、メーラによっては変な文字コードを埋め込んだり、予期しないコード変換が起こる可能性があります。そのため、メール本文に貼り付けるのは、あくまでもレビューの便宜用と思ってください。リポジトリに登録するものは、tar ball で添付するなど、メール作成時の影響を受けない方法を選んでください。

査読と校正

翻訳されたマニュアルページのドラフト版がメーリングリストに投稿されると、そのマニュアルページは校正モードに入ります。校正作業は翻訳者と同じ人が行ってもかまいませんし、 あるいは別の人を メーリングリストで募ってもかまいません。ただしそれぞれの場合で メールフォーマット が変わりますので注意してください。

もしドラフト版を作成した人が、そのマニュアルページを「校正募集」のステータスにおいた場合は、校正作業を希望する人は予約のメールをメーリングリストに投稿してから作業をはじめてください。

校正の際には、ドラフト版に対してメーリングリストから寄せられた意見を参考にしたり、語句の修正・訳語の統一などを行ってください。

リリース

校正作業が終わったら、校正された方は、校正結果をメーリングリストに投稿します。 投稿する際は メールフォーマット を参考にしてください。翻訳/校正される方の作業はここまでです。

このときも原文は残したかたちで投稿しましょう。 オリジナルが更新されたときの追随作業の役にたちます。 配布に含まれるマニュアルでは原文を除去しますが、その作業はシステム側で自動的に行われます。

すべての校正作業が終わったら、翻訳者の方は、翻訳完了の旨をメーリングリストに投稿します。この時、最終版をつけて投稿します。

リリースの宣言があったら、リポジトリ管理者がその内容を登録します。なお、リポジトリにコミットできる人は自分で最終版をコミットして、翻訳完了とリポジトリへの登録完了の旨をメーリングリストに投稿していただいてもかまいません。

その後、配布用のマニュアルを作成する処理を行います。