[Descartes-developer] 論理プログラミング言語:デカルトdecartes-0.6.0をリリース

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hniwa****@users***** hniwa****@users*****
2009年 2月 15日 (日) 21:16:05 JST


論理プログラミング言語:デカルトdecartes-0.6.0をリリースします。

今回のリリースで、大きな変更点は、オブジェクト指向の機構の見直しとprintf述語の
追加を行ったことです。
変更点の詳細は添付のドキュメントを参照してください。

このリリースによる強化によって、オブジェクト指向と論理推論を組み合わせたプログラム
が実装できるようになりました。
また、printf述語を使用することにより、表示の際の細かなフォーマットの指定を行うことが
できます。

使用方法については、添付のドキュメントや以下のサイトを参照してください。

 http://sourceforge.jp/projects/descartes/wiki/FrontPage
 http://sourceforge.jp/projects/descartes/docman/
今後はオブジェクト指向、データ解析および人工知能(AI)風のプログラム例を増や
していきます。


● ソースパッケージ 
descartes-src-0.6.0.tgz 

Linux上でコンパイルしてください。
Windows上では、cygwinやmingwを使ってコンパイルすることができます。


● Windows用バイナリパッケージ 
descartes-win-0.6.0.zip


デカルト言語は、論理推論をベースとしたロジック言語です。
Prolog 言語のように論理的な関係を記述し、それを基に結果を推論することに
よってプログラムを実行します。
それに加えて、プログラミングの表現力を向上させるために、関数型および手続き的
なプログラミングパラダイムを導入しました。また、BNF 記法に準拠した構文解
析機能を文法の基本的な要素として導入しています。
決定的なルーチン処理は関数型や手続き型のプロシージャとして記述し、知識集約
的な推論が必要な処理には論理型として記述します。
さらに、デカルト言語は、オブジェクト指向の機構を持ちます。このオブジェクト
指向機構は、論理的な関係の構造を柔軟に表現し、また、共通に使用するモジュー
ルをライブラリ化するのにも利用しています。




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