ngc****@ff*****
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2004年 10月 21日 (木) 13:07:06 JST
野口です. 皆さん書かれているようなので,私も... 受注で開発から製造まで一括して請け負う会社に勤務しています. 仕事の分野としては,メディカル関連で主に生体相手の計測機器です. 就職してから十数年,仕事は今も昔もファームウェアの開発です. ハードウェアに関しては,CPU周辺の論理的なところは分かりますが, 設計はできません. WindowsのアプリケーションとかUSBのドライバとかも担当したことは ありますが,製品としてお金を取っていいレベルのスキルじゃないです. 扱ってきたCPUは,古くは68000,最近はSH系(SH1/2/3/4全部),ぐらいです. 基本的にはリアルタイムカーネル上でのソフトです. 中小企業の常で,分業化がほとんどされていないので,デバイスの ハンドラからGUIのアプリケーションまでいろいろと作ってきました. Linuxに限らずオープンソースのOSは,趣味でいじっているぐらいです. PCのLinuxをマンマシンインターフェースにして,という業務は 担当していない案件でありましたが,組み込みCPUでのLinuxは 仕事に導入するところまで至っていません. 元々,ここ3〜4年は仕事で使えるかどうかの調査も兼ねて,NetBSDを 主にいじってきたんですが,勝手知ったるSH4ベースのLANDISKが出てきたので 久々にLinuxをいじり始めました. 逆にここ半年ほどはLinuxばっかりです. あと,手前味噌になるんですが,話題にもなるかもしれないので 書きますと... 昨年か今年(忘れました)にルネサス(日立)が公開しているSH4の技術情報で 「TRAPA 命令/SLEEP命令/未定義命令(H’FFFD)使用上の注意」 というやつは私が担当していた案件のときに見つけたものです. 起動してから,数時間〜数日と不定期なタイミングで暴走する現象から 始まって,述べで2ヶ月ぐらいかけて調査して,最終的には武蔵野にある 日立の設計部門へ出向いて現象を説明して,とかやってました. 下らない話ですが,相手は大企業さんなのに,デバイス買ってるウチは お客さんの立場,と普段では有り得ない状況だったので,結構気分よかったです. あぁ,長くなっちゃいましたね.スミマセン. ここらで打ち切って,以上,自己紹介でした.