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IPAexフォント(Ver.001.02)_リリースノート10/05/26

■Version001.01からの主な変更点

(1)glyf, cmap :9グリフの追加・修正
||ユニコード||グリフネーム||文字||注釈||
||U+5307||aj20301||匇||JIS 0213:2004字形に変更(IPAex明朝のみ)||
||U+5307 U+E0101||aj8404||匇||IVSを付与||
||U+00A7||aj106||§||プロポーショナル字形を収容||
||U+00B0||aj155||°||プロポーショナル字形を収容||
||U+00B6||aj118||¶||全角幅字形を収容||
||U+2014||aj138||—||プロポーショナル字形を収容||
||U+2032	||aj9356||′||プロポーショナル字形を収容||
||U+2033	||aj9357||″||プロポーショナル字形を収容||
||U+22BF||j15882||⊿||他の学術記号と同様の新デザインを収容||


(2)headテーブル :fontRevision

 1.000を1.020に更新した。

(3)nameテーブル :ID0、ID3、ID5

 ID0 (Copyright) :2003-2009 --> 2003-2010

 ID3(Unique Font Identifier): IPAexMincho --> IPAexMincho Version 001.02
               IPAexGothic --> IPAexGothic Version 001.02
 フォント名をフォント名+バージョンの文字列で設定した。

 ID5(Version) :Version 001.01 --> Version 001.02

(4)prepテーブル :"dropout control"を有効化(IPAexゴシックのみ)

 一部の画面上での表示環境(12pt/96dpi等)において'白'や'向'の一画目の形状がおかしくなる現象への対応。

(5)GSUBテーブル :jp04 featureタグの削除、jp90 featureタグの追加

 JIS 0213:2004準拠なので、jp04 featureタグを削除し、jp90 featureタグの追加により90JIS字形置換機能を追加した。

(6)JIS0213:2004制定時に字体変更された文字の旧字体を異体字として収容

 IPAexフォントは、JIS X 0213:2000からJIS X0213:2004に規格が更新された際に変更された字形について、新旧双方の字形を、IVS(Ideographic Variation Sequence)方式で収容しています。IPAexフォント(Ver.001.02)での対象文字数は172文字です(Ver.001.01からは1文字追加されています)。
 なお、IPAex明朝とIPAexゴシックの統一したID管理を行うために、172文字の内の一部に、字形変更されていない字形が含まれています。