Java正規表現の解析結果をJavaBeans(もどき)へ自動マッピングするためのライブラリ 「JAutoregexer」のバージョン0.3.4.0(beta)をリリースいたしました。 本バージョンで追加された機能は以下の通りです Ⅰ)プラグイン機構を導入いたしました CommonToolsで導入されたプラグイン機構に対応した形で、JAutoregexerに拡張を行いました。 今後は、キャッシュ機構やJAutoregexerのプリプロセッサ、ポストプロセッサ、メインプロセッサなどを比較的簡単に拡張できるようになります。 ※プリプロセッサ、ポストプロセッサは現在未実装の機能です Ⅱ)Memcachedキャッシュプラグインを導入いたしました 上記プラグイン機構上で実装された「Memcached-Cache」プラグインを追加いたしました。 クラスパスにプラグインのjarを含めることによって、JAutoregexerのキャッシュ機構をMemcachedに委譲することができるようになります。 多数の正規表現を用いて、入力ソースを分散化されたシステム上で解析するような用途で威力を発揮します。 もちろん、シングル構成のようなシンプルな環境でも処理は高速化されます。 <キャッシュされるオブジェクト> ・RegexBeanに紐づく正規表現オブジェクト このプラグインは、オブジェクトをJavaヒープ外部へ格納するため、JVMがダウンしてもキャッシュの再作成が発生しません。 また、JVMのヒープ領域のサイズ制限を受けないため、JVMをキャッシュで圧迫することがなくなります。 Ⅲ)単体テストケース追加 上記修正分に関して、単体テストケースを追加いたしました。