[Linux-ha-jp] PostgreSQL 9.1 同期レプリケーション対応RA作ってみました

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Takatoshi MATSUO matsu****@gmail*****
2011年 7月 29日 (金) 11:11:19 JST


松尾です。

突然ですが、PostgreSQL 9.1 (まだbeta)  の同期レプリケーションに対応した
リソースエージェント(RA)を書いてみました。

  https://github.com/t-matsuo/resource-agents/blob/pgsql91/heartbeat/pgsql

主な機能は、

 ・ Primary故障時、Hot Standby の Primary への昇格 (Masterのフェイルオーバ)
 ・ DBデータの新旧の管理・判別
 ・ 同期レプリケーション・非同期レプリケーションの自動切替
 ・ Readの負荷分散 (RAの機能ではないですが、仮想IPと連携させてあげることで可能!?)

といったところです。
なお、PostgreSQL 9.1 のインタフェースを前提に作っているので、9.0では動きません。

RAは本家コミュニティから提供されているPostgreSQL用RA (pgsql) をベース作っており、
PostgreSQL 9.1 の正式リリース日 (9月ぐらい?) を目標に本家コミュニティに提案して
みたいと思っています。

簡単に概要や使い方を以下に記述していますので、ご興味がある方や、
PacemakerやPostgreSQLのレプリケーションを使ってみたことがある方は、
是非試してみて頂けませんか。

  https://github.com/t-matsuo/resource-agents/wiki/PostgreSQL-9.1-ストリーミングレプリケーション対応-リソースエージェント

まだ、とりあえず動く段階のもので、細かな検討漏れ、バグが多数あると思いますが、
コメントや動作・バグ報告、パッチ等頂けると助かります。
使い方がわからない場合も、本ML宛へお願いします。


※もうす夏休み時期のため、返信が遅くなるのはご了承ください・・・

以上よろしくお願い致します。



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