[Linux-ha-jp] Linux-ha-japan まとめ読み , 106 巻 , 14 号

Back to archive index

PC オフィス 浜田 hamad****@pc-of*****
2016年 10月 20日 (木) 20:03:46 JST


こんばんわ、浜田です。


> PacemakerのLVM RAは既に対応しております。
不勉強でした。

ざっとソースコード
/usr/lib/ocf/resource.d/heartbeat/LVM
を眺めたところ、以下のように変更すればよいのではないかと思われます。

> primitive vgua01 LVM \
>        params volgrpname=vgua01
primitive vgua01 LVM \
        params volgrpname=vgua01 exclusive=true

「exclusive=true」が設定されていない場合、
ボリュームグループにクラスタ属性があるかどうかを見るまでもなく、
排他制御すべきかどうかも判断することなく、
ローカルのLVMとしてコマンドを実行していく、
というデフォルト動作となるように読めました。



> その他、clvmは複数ノードからの活性化(LVMの操作)に対応した
> LVMとなりますが、その上に載るファイルシステムがGFSのような
> 複数ノードからのマウントに対応してるものでない場合、
> clvmを利用してもファイルシステムをマウントできるノードは
> 1つとなりますので、今回のようにxfsを扱う場合、clvmは
> オーバースペックかもしれません。

> それと、現状sfex領域がVG上のLVになっていますので、
> 上記のVGをOS起動時に活性化しないようにする設定の
> 影響を受けてしまいます。
> sfex領域はlvmでない素のパーティションに
> 配置するか、別のVG上に配置する必要があります。

sfex領域用にlvmでない素のパーティションを用意したくないが、
元々の話であるsfexで排他制御したいという話であれば、
オーバースペックかどうかは気にせずに、
clvm を利用するしかなさそうな気がします。
スプリットブレイン対策は重要なので外せない要件、
ということだと思いますので、
単純に、lvmではない、素のパーティションを用意すべきかと思います。



-- 
==================================================================
    浜田 克明  Katsuaki Hamada   IT Architect, DBA

   【パブリック・クラウドのビジネスパートナー】
   有限会社PCオフィス   PC Office Co., Ltd.

     〒276-0046 千葉県八千代市大和田新田928-63
       Mobile    090-1427-8682
       E-Mail    hamad****@pc-of*****
       URL       http://dba-ha.blogspot.jp/
            (メシの種 - DBAの落書き帳)
==================================================================




Linux-ha-japan メーリングリストの案内
Back to archive index