小笠原様 はじめまして、松浦と申します。 オンラインのままでring0_addrの値を変更する方法は私は知らず、お答えでき ませんが、オンラインとする目的がサービスを無停止で設定反映させたいという ことであれば、メンテナンスモードを使用することで実現できそうです。 (メンテナンスモードを使用しているため、監視処理は一時的に止まってしまい ますが) メンテナンスモードの有効化はpcsコマンドだと以下のようになります。 メンテナンスモード有効化 # pcs property set maintenance-mode=true メンテナンスモードにするとPacemakerから各リソースへの管理をしなく なるので、その状態でPacemakerを再起動してあげるとサービス無停止で ring0_addrを変更できそうです。 設定反映後は以下のコマンドでメンテナンスモードを解除できます。 メンテナンスモード無効化 # pcs property unset maintenance-mode 備考: 詳細は確認できていないですが、上記動作にはcorosync.confにnodeidが 指定されている必要がありそうです。 nodeidを指定していない場合はノード毎の識別IDを自動で生成しますが、 そのIDはring0_addrの値を元に生成されているみたいで、ring0_addrを 変えるとメンテナンスモード解除後にIDとの紐づけあたりでいろいろ ありそうでした。 小笠原様の環境ではnodeidを設定しているので大丈夫だと思いますが、 私はハマっちゃったので、参考までにメモとして残しておきます。 以上です。 -----Original Message----- From: Linux-ha-japan <linux****@lists*****> On Behalf Of ogaya****@yahoo***** Sent: Monday, October 21, 2019 6:54 PM To: linux****@lists***** Subject: [Linux-ha-jp] corosync の ring0_addr の変更をオンラインで反映させる方法 お世話になっております。 小笠原と申します。 corosync.conf の ring0_addr を変更したあとに オンラインで反映させる方法はありますでしょうか。 ネットワーク構成を変更したので /etc/corosync/corosync.conf の ring0_addr を変更し、 pcs cluster reload corosync を実行したのですが corosync の使っているハートビートアドレスに変化がありません。 ハートビートの確認は corosync-cfgtool -s で行っています。 pcs cluster stop --all pcs cluster start --all を行えば反映されることは確認しましたが クラスタを停止することなく変更を反映させる方法はないでしょうか。 corosync-2.4.4 (pacemaker 1.1.19)を使用しています。 以下に corosync.conf の内容を記載いたします。 totem { version: 2 secauth: off cluster_name: mycluster transport: udpu token: 90000 rrp_mode: active } nodelist { node { ring0_addr: 192.168.5.131 <==★変更点 ring1_addr: 172.29.213.241 nodeid: 1 } node { ring0_addr: 192.168.5.132 <==★変更点 ring1_addr: 172.29.213.242 nodeid: 2 } } quorum { provider: corosync_votequorum two_node: 1 } logging { to_syslog: yes syslog_facility: local1 debug: off } よろしくお願いします。 _______________________________________________ Linux-ha-japan mailing list Linux****@lists***** https://lists.osdn.me/mailman/listinfo/linux-ha-japan