長南洋一
cyoic****@maple*****
2012年 6月 3日 (日) 09:25:20 JST
長南です。 cups の lpr, lpq, lprm, lpc, lp, cancel, lpstat, lpoptions, lpadmin を 翻訳してみました (lpoptions と lpadmin はちょっと内容に自信がありません)。 バージョンは cups-1.5.3 です。これだけあれば、取りあえず、lpr-linux の manpage の代わりになるのではないでしょうか。 試しに po4a を使ってみました。そこで、原稿をどういう形で提出したら よいだろうか、と考えています。今までどおり、原文と訳文を一つにした形で よいでしょうか。それとも、一種のテストケースとして、po ファイルで提出 しましょうか。両方でもよいし、po ファイルに原文と訳文の roff ソースを 付けるというのもあります (これが一番読みやすいのではないかと思います)。 po ファイルを使うと言っても、いろいろなやり方があるようですね。わたしは、 po4a-gettextize -f man -m lpr.man -p lpr.pot などで manpage を 一つ一つ po ファイルに変換しました。 そして、 lpr.pot のコピーを lpr.po という名前で作ってから、emacs の po-mode で 翻訳作業をし、 po4a-translate -f man -m lpr.man -p lpr.po -l lpr.ja -k 50 などで日本語 manpage を作成しました。emacs の po-mode (gettext-el) を 使いましたから、po ファイルに癖があるようです (複数の行からなる パラグラフでは、最後の行以外、行末に "\n" というマークが入る)。 こんなやり方でも、po4a の利用について、感じがいくらかつかめたような 気がします。もっとも、わたしがやってみたような使い方をするのなら、 使いたい人が自分で選択して使う便利な道具という位置付けでよさそうに 思います。わたしが使い続けるか、ですか? 改訂でどんな威力を発揮するか、 試してみなければ。 -- 長南洋一