[JM:00897] Re: coreutils の info

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長南洋一 cyoic****@maple*****
2013年 8月 24日 (土) 13:31:35 JST


長南です。

一月ほど経ちましたが、さて、どうしたらよいでしょう。三度目の見直しが
終わりましたが、そろそろケリをつけたいと思います。これ以上の修正には
皆さんのお知恵を拝借する必要がありますし。

前にも申しましたが、coreutils の info の翻訳は絶対必要だと思うのです。
help2man から作る現在の coreutils の man ページは簡単すぎて、
sed の man ページが言っているように、「そのコマンドを既に知って
いる人向けの備忘録程度のもの」になってしまっています。Unix の
基本コマンドの説明なのに、初心者から中級者にとって必要な情報が十分に
書いてあるとは、とても言えません。そうした man ページの翻訳しかないの
では、日本における Linux の普及という点からもまずいのではないのか、
と思います。たとえば、split の man ページと info の split の章を比べて
みてください (両方とも短いものなので、是非目を通していただきたい)。
わたしの危惧がわかっていただけると思います。

# 今更ながら、公式マニュアルを info にせず、man のままにしておけば
# よかったのにと思います。あるいは、gnumaniak が続いてくれていたらと。

info の翻訳は現在のところ他にないのですから、当面は例外というか、
おまけ扱いでよいのではないでしょうか。具体的なきちんとした管理方法は、
第二、第三の info の翻訳が出てきたときに考えればよいのではないかと
思います。どういう形が合理的かも、一個だけではよくわからないでしょうし。

とりあえず、html 版 man ページのおまけとして、html に変換した info を
(というか、texi を) JM の公式ページに載せておくだけでも、初心者や
中級者にとっては、ずいぶん違うのではないかと思います。要望があれば、
そのときにパッケージ化して配布すればよいのですし。わたしとしては、
最初から、パッケージ化していただきたいのですけれど。

翻訳のチェックについては、普通のやり方では難しいと思います。とにかく、
長すぎるので、読んでやろうという気になってくださる方も少ないでしょう。
そこで、問題になりそうな箇所、よくわからなかった箇所、うまく訳せなかった
箇所などについて、こちらから質問する方法を取ろうと思います。わたしが
気づかなかった問題点については、読者から指摘があったときに考える
ということで、とりあえずはよいのではないでしょうか。

原稿が手元にあると、どうしても繰り返し手を入れてしまいます。そのうち、
何か余計なことをして、こわしてしまうのではないかと、心配でたまりません。
また、うちのパソコンはかなり古くなっていますし、火事のようなことも
ないとは言えません。そこで、この info をどう扱うかは棚上げにして、
一度まとまった形で (今使わないにしても、あとでどなたかが引き継ぐことが
できるような形で)、投稿してしまいたいと思います。構わないでしょうか。
少なくとも、翻訳済みの texi と info ファイル、それに引き継ぎを考えれば、
po ファイル、かなり長い添付ファイルを付けることになり、恐縮なのですが。

-- 
長南洋一




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