[JM:02069] Re: manpages 翻訳環境の構築エラー

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長南洋一 cyoic****@maple*****
2021年 3月 2日 (火) 08:36:42 JST


長南です。

私の文章が混乱していたようです。

> ざっくり分けると以下の2点ですよね。
> (1) po4a を使うか、roff を直接翻訳する方法に戻すか。

LDP man pages の管理方法が私には難しすぎると言っているだけで、
po4a を使うことには反対していません。po4a そのものについて言うと、
むしろ、私自身、もう改訂時に diff で変更箇所をチェックして、
というやり方に戻ることは出来ません。改訂することを考えると、
私にとって po4a は必須です。また、後を引き継ぐ人にとっても、
po4a で原稿を作っておいたほうが、引き継ぎが楽になると思います。
もちろん、po4a を使いたくないという方がいらっしゃれば、そういう行き方も
尊重します。そのへんは、翻訳する人が好みの方法を使えば良いことだと思います。

話を LDP man pages の管理方法に戻すなら、元木さんが作ってくださった方法を
理解して、使いこなせる方が、引き継いてくださるなら、それはそれでよいと思います。
私としては、"make it simple" にしたいですけれど。

> (2) gitsubmodule を使っているので管理方法が git に詳しくない人にはわかりにくい。
> なんとかしてくれ。

JM 側から submodule 内の更新ができるのか、知りたいだけです
(できるのなら、その手順も)。git-submodule の man を読んだ限りでは、
出来ないようですが、実際には、特別に意識することなく、できるのなら、
これも問題ありません。できないなら、submodule から別のやり方に
変更していただかなければなりませんが。

それから、LDP man pages の翻訳に英語混じりのものが入ることには、
反対しません。できるだけ最新を追う必要があるものでは、仕方がないことだと
思います。ls や cp のような基本コマンドの場合は、賛成できませんけれど。


マニュアルの翻訳というのは、むくわれないものです。元木さんが LDP man
pages の全訳を完成させたとき、日本の Linux 界に対するたいへんな貢献ですから、
Linux の世界で話題になるのではないかと思いました。その年の貢献者を表彰
する賞があるのならば、受賞するのではないかと。ところが、ほとんど何の反響も
なかったようでした (それとも、私が知らないだけで、あったのですか)。日本の
Linux 界は、大事なことがまるでわからなくなってしまったんだなと思ったものです。

-- 
長南洋一



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