[JM:02197] 提案パッケージ jmtemplate 説明

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matsuand michio_matsu****@yahoo*****
2021年 5月 4日 (火) 19:59:47 JST


matsuand です。

jmtemplate なるものを jm git ブランチにあげさせて
いただきました。ブランチ生成不適切であれば削除します。
まずはご一瞥頂けたら幸いです。
jmtemplate を master ブランチ内に含めていただけるのであれば、
今後も保守担当します。それを希望します。

jmtemplate は po4a を用いた対象パッケージ翻訳作業を手助け
するためのテンプレートプロジェクトです。jmtemplate ディレクトリ
をコピーするところから始めて、必要最小限度の修正により
対象とするパッケージ翻訳を行います。

私はこれをベースにして GNU autoconf や GNU automake の
翻訳提案を進めていきます。環境整備にかける時間が、たぶん
圧倒的に削減できるため、翻訳作業に専念できると思います。

本テンプレートパッケージの特徴を以下に列記します。

・全体にプロジェクトビルドに共通化する部分と、対象パッケージ
 向けに設定を要する部分を (主にMakefile のレベルで) 切り分ける
 ことにより、他のプロジェクトに横展開しやすくする作り
・configure 利用による作業環境ごとの設定反映
 (著者名、著者メールアドレス、オリジナルmanページ所在の指定)
・Makefile を細分化して、新規パッケージ向けには特定の部分 makefile
 に対する記述のみでメイク可能とする
 (記述すべきなのは、対象 man[1-8n] には何があるかのみ)
・環境初期構築時、翻訳作業時のいずれも、./configure && make
 で成果物を生成
・translation_list、copyright ファイルは初期生成可能
・po 編集後の再ビルドでは translation_list、copyright ファイル
 に、po更新日付を書き込み
・make stat により統計情報出力
・make relase によりリリース tarball 生成
・利用にあたっての依存パッケージは po4a と、さらに新規パッケージ
 向け開発作業をする場合には autoconf が必要です。
・po ファイルの生成方式として (1)ja.po一本化、と (2)各 man ページ
 ごと、の2方式があるかと思いますが、当テンプレートは (2)の方式を
 採用しています。

中身はウェブブラウザーからであれば以下から参照できます。
https://osdn.net/projects/linuxjm/scm/git/jm/tree/proposal_matsuand/manual/jmtemplate/

また usage.txt なるファイルを作って、
ごく簡単に利用手順を書きました。
https://osdn.net/projects/linuxjm/scm/git/jm/blobs/proposal_matsuand/manual/jmtemplate/usage.txt


以上よろしくお願いいたします。

matsuand
michio_matsuyama AT yahoo DOT co DOT jp



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