[JM:03299] Re: 配布に関わる問題点意識(配色)

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IIJIMA Hiromitsu delmo****@denno*****
2022年 3月 9日 (水) 04:10:49 JST


いいじまです。

元木さん:
> 変換ツールを man2html から他のものに見直すのも
> 現実的な選択肢かなと思っています。

これに一票。

> pandoc なら static link のバイナリーも配布されていますし、
> osdn.net の shell サーバーにも導入しやすいと思います。
> メンテナンスが活発なこと、テンプレートが使える、などメリットはかなりありそうです。
> デフォルトの HTML 出力のテンプレートでも、
> いいじまさん指摘の <meta name="viewport" content="width=device-width> は解決します。

私のほうでも少し試してみようと思います。

> 現状できているが pandoc でできないもの
> (or デフォルト設定でできないもの) は、
> ページ内の別ページへのリンクです。

設定変更で何とかなればいいのですが…試してみないと分からないですね。

☆ ☆ ☆

> > 当プロジェクトでの HTML 配信は、私見としてはプラスアルファの
> > 「ついでの」産物という風に捉えており、本筋はあくまで tarball 配布
> > が主と考えます。したがって視認性、アクセシビリティを考える以前に、
> > HTML は不要という考えであり、HTMLに手を施すことは、私の感覚
> > では不要と思っているということです。
> 
> ウェブ経由の参照もそれなりの数あります。
> Google Site Console に JM のサイトを登録してあります。
> 見てみたところ、過去 3ヶ月では、検索画面でのクリック数は 24.1万 でした。
> 
> ウェブの位置付けは人によって違うと思いますので、
> これくらいのアクセスがあるということだけ共有しておきます。

私自身は「Web経由で個別のmanpageを閲覧できるサービスは、今後も継続すべき」という立場です。
JMの成果物を参照するユーザー層は、全員が全員、巨大なtarballを自分の環境に展開してそれをコンソールで読むわけではありません。

たとえば、Linux以外の環境を主戦場にしている人が、「特定のコマンド(たとえばtar)の比較的新しいオプションをシェルスクリプトから使いたいけど、Linuxではどう指定するんだろう?」と思って調べに来ることも多々あるはずです。
実例:
BSD tar→https://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?query=tar&apropos=0&sektion=0&manpath=FreeBSD+13.0-RELEASE+and+Ports&arch=default&format=html
Solarisのtar→https://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?query=tar&apropos=0&sektion=0&manpath=SunOS+5.10&arch=default&format=html
GNU tar→http://linuxjm.osdn.jp/html/GNU_tar/man1/tar.1.html

それと、JMのtarballが更新されたから手元の環境にすぐインストールしよう、となっても、「前回のインストール時と全く同じ選択肢を指定して」更新するのが面倒です。(∵インストール対象として指定した中に同名のmanpageが複数あった場合に、そのうちのどれを選ぶのかは現状、一つ一つ手動です。)この点でも、手軽にhttpで確認できる状況は助かります。

あとは特に、Windows環境からUNIXサーバにリモートログインしている場合には、manだけのためにターミナルエミュレータを1つ余計に起動して、sshのセッションを1つ余計に張らないといけないのもやはり面倒です。httpアクセスができれば、テキストエディタのマクロなどでクエリのURLを生成してすぐにブラウザを開くことができます。

というわけで繰り返しのようになりますが、tarballだけでは不便を感じる人もいる、ということをご理解戴ければと思います>matsuandさん

-- 
飯嶋 浩光/でるもんた・いいじま @ PC 
IIJIMA Hiromitsu, aka Delmonta
Email <delmo****@denno*****>



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