[Lism-devel 17] lismsyncによるデータ同期の粒度

Back to archive index

Kaoru Sekiguchi sekig****@secio*****
2008年 1月 20日 (日) 21:07:15 JST


関口です。

lismsyncによるデータ同期の粒度ですが、今まではシステムデータ単位までの指定しかできませんでした。
これは、あるシステムに障害が発生した場合、障害普及後、そのシステムのみマスタデータとデータ同期を行うといった使い方を想定していました。

しかし、システムデータのデータ数が数十万、数百万件となった場合、システムのデータ全件に対してデータ同期を行おうとすると、かなりの時間がかかるとともに、全データを一端メモリに保持するので、大量のメモリを使用してしまいます。

そこで、データ同期の対象を検索フィルタで指定できるようにCVSのLISMを更新しました。
こうすると、例えばデータ同期を"(uid=a*)"、"(uid=b*)"...と、何回かに分けて実行することで、1回の処理に要する時間とメモリ量を削減することができます。
lismsyncからは、以下のようにオプションを指定すればいいようになっています。
lismsync -d [システムデータ名] -f [検索フィルタ] {read|update} 
{all|master|cluster}

-------------------------
株式会社セシオス 関口 薫
E-Mail: sekig****@secio*****
URL: http://www.secioss.co.jp 




Lism-devel メーリングリストの案内
Back to archive index