Kaoru Sekiguchi
sekig****@secio*****
2008年 1月 20日 (日) 21:07:15 JST
関口です。 lismsyncによるデータ同期の粒度ですが、今まではシステムデータ単位までの指定しかできませんでした。 これは、あるシステムに障害が発生した場合、障害普及後、そのシステムのみマスタデータとデータ同期を行うといった使い方を想定していました。 しかし、システムデータのデータ数が数十万、数百万件となった場合、システムのデータ全件に対してデータ同期を行おうとすると、かなりの時間がかかるとともに、全データを一端メモリに保持するので、大量のメモリを使用してしまいます。 そこで、データ同期の対象を検索フィルタで指定できるようにCVSのLISMを更新しました。 こうすると、例えばデータ同期を"(uid=a*)"、"(uid=b*)"...と、何回かに分けて実行することで、1回の処理に要する時間とメモリ量を削減することができます。 lismsyncからは、以下のようにオプションを指定すればいいようになっています。 lismsync -d [システムデータ名] -f [検索フィルタ] {read|update} {all|master|cluster} ------------------------- 株式会社セシオス 関口 薫 E-Mail: sekig****@secio***** URL: http://www.secioss.co.jp