仮想システムを導入するときは、最初にホストマシンに管理OS の導入とLXCFのインストールおよび環境設定を行います。次にLXCFコンテナの導入を行います。LXCFコンテナを複数導入する場合は、必要な数の導入操作を繰り返します。 仮想システムの導入の流れを以下 に示します。
ホストマシンには、物理マシンまたはVM(KVM, VMWare, Xen, Hyper-Vおよびvirtualbox)が利用できます。 推奨環境は以下です。
対象OSは、Fedora20 および RHEL7です。 OSインストール後に以下のパッケージが入っていなければ、追加でパッケージインストールしてください。
LXCFでは、ホストOSの環境がコンテナにコピーされます。 そのため、LXCFコンテナで不要なパッケージはrpmでアンインストールしてください。また、不要なサービスについてもsystemctlコマンドを用いてdisableしてください。
rpmパッケージをインストールして、設定ファイル(/etc/lxcf/lxcf.conf)を編集します。
LXCFではSEPARATEモデルとJOINTモデルの2つの動作モデルがあります。 SEPARATEモデルは従来のVM環境と同様にコンテナ個別にパッケージインストールして環境を設定できます。(コンテナ独自の環境のため、DISK使用量はホストと同様の見積もりが必要) JOINTモデルはホストと同じパッケージ環境を作成します。(ホストと/usrを共有するためDISK使用量が少ない) 設定ファイル/etc/lxcf/lxcf.confのmodelパラメタをseparateまたはjointと設定することで変更できます。
なお、LXCFをアンインストールする場合はrpmコマンドでアンインストールしてください。 アンインストール