[M+ OUTLINE FONTS 493] Re: ひらがなカタカナのデザインについて

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coz coz****@under*****
2006年 4月 24日 (月) 21:01:12 JST


こんにちは森下です。


> 前から気になっていたのですが、M+に限らず他の日本語フォントもなのですが、
> 正方形(EMスクエア?)の中に無理に文字を納めている気がします。
> 濁点半濁点などは、はみ出てしまうのが自然で、無理に中に納めようとすると
> 不自然な字形になってしまうような気がするのですが、
> このような考えは許されないのでしょうか?

おっしゃる通り、活字の様な制約がある訳ではないので、
もっと自由なデザインでも良いかもしれません。
ただ、今のところ M+ の和文字部分は全角固定幅での字送りを前提として
いますので、縦組み、横組みでのベタ送りで文字同士がくっついてしまう
事は避けたいと思っています。

不自然な字形になってしまっているのは、単に自分のデザイン力の
至らないところです。全角の仮想ボディに収めるにしろ、もっともっと
良くなる可能性はあると思っています。
更に M+ の場合、ディスプレイ上での視認性を高める為に「濁点、半濁点」を
大きめにするという当初からの方針があったので、尚更のこと字形が窮屈に
なっていると思います。
従来の和文書体に見られる、仕方なく入れたかの様な小さい「濁点、半濁点」
や、無理矢理「濁点、半濁点」を押し込む為の変則的な食い込み処理とは
別の、視認性の良さと質の高さを両立させた方法を模索中なのですが、
なかなか難しいですね。

自分には文字文化の知識はありませんので、本来こうあるべきなどの
ご指摘、ご指導は(恥かしながら)他力本願に頼りきっている状態です。
またプログラム的に、はみ出た「濁点、半濁点」を成立させる仕組みなども
自分には分かりません。お役に立てなくてすみませんです。



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