Satoshi MACHINO
machi****@yendo*****
2004年 1月 14日 (水) 13:59:23 JST
まちの です。 こちらで少しマニュアルへのコメントをさせてください。 On Wed, 14 Jan 2004 07:24:17 +0900 Yukinobu Hamuro <hamur****@adm*****> wrote: > B) RedHat系SRPMSファイルによるインストール > > SRPMによるインストールは、musashi-1.0.3-1.src.rpmのソースファイルからコンパイルを行い、できあがったコマンドをRPMSファイルとしてパッケージ化します。そのパッケージ化されたRPMSファイルを上記A)の手順でインストールします。musashi-1.0.3-1.src.rpmを所定のディレクトリ(注)に置き、以下の手順にてインストールを行います。 > # cd 所定のディレクトリ > # rpm -i musashi-1.0.3-1.src.rpm > # cd ../SPECS > # rpm -bb musashi.spec > # cd ../RPMS > # rpm -i musashi-1.0.3-1.i386.rpm > > >注:Vineなら/usr/src/redhat/SRPMS、Turboなら/var/src/rpm/SRPMS。RPMについてはここに詳しい。 羽室先生の方法で誤りではありませんが、 srpmからrpmを作成する場合ならば以下の方法がお薦めです。 specを修正したり、何か手直しするならば上記の方法になります。 また羽室先生の方法はパッケージ作成時にも管理者権限である必要があります。 パッケージ化の作業時に誤操作などでシステムに影響させないためにも 出来るだけ一般ユーザで作業を行う事をお薦めします。 # わかっていて管理者権限で作業される方は構わないのですが... まずrpmパッケージを扱う作業場所を確保します。 一般ユーザのホームディレクトリ以下にrpmという作業領域を作ります。 ここではホームディレクトリに作りますが、別に他の場所でも構いません。 その場合はpathを適宜読みかえてください。 % cd <--- 自分のホームディレクトリをカレントディレクトリにする % mkdir -p ~/rpm/{SPECS,SOURCES,SRPMS,RPMS/i386,RPMS/noarch,BUILD} % vi .rpmmacros ".rpmmacros"という名称のファイルを作成する。 中身は以下。 ===== .rpmmacrosの内容 ===== %_topdir (homeディレクトリのpath)/rpm ===== ここまで ===== # VineLinuxでは通常にアカウントを作成すると上記作業はdefaultでされています。 % cd rpm/SRPMS (ここにmusashi-1.0.3.src.rpmを置きます) % rpmbuild --rebuild musashi-1.0.3-1.src.rpm または % rpm --rebuild musashi-1.0.3-1.src.rpm これでrpm/RPMS/i386以下にmusashi-1.0.3-1.i386.rpmが生成されます。 パッケージのインストールには管理者権限になり行います。 % su # rpm -i ~/rpm/RPMS/i386/musashi-1.0.3-1.i386.rpm # exit % おそらくbuildチェックできたRPM系のどのディストリでも同じ方法で 対応可能なはずです。 > C) tarballソースからのインストール ... > % ./setdocenc.sh ja-sjis この作業はcygwin以外でも必須でしょうか? (solarisには書かれておりませんけども) > 動作確認 備考 > FedoraCore1 ○ パッケージのbuildは○ですが、標準ではUTF-8なmanがないので manは英語表示になります。 # Fedoraを対応リストに加えるならばUTF-8なmanも必要かもしれません。 # Fedora自体をLANG=ja_JP.eucJPにしている方は問題ないと思います。 -- Satoshi MACHINO <machi****@yendo*****> <machi****@vinel*****> GnuPG Fingerprint = 815A FA0C 973D AF3C C9EA 7B9B 8D84 8CD3 6B4F BF32