peerc****@lists*****
peerc****@lists*****
2003年 11月 5日 (水) 00:56:16 JST
-------- MODE = Modify REMOTE_ADDR = 218.45.65.100 REMOTE_HOST = -------- PeerCastLinux -------- Peercast Linux版について * 紹介 現在PeercastはWindows版、Winamp Plug-in版、Linux版の三つがReleaseされています。このページではこのうち、Linux版についてのページです。 と書きましたが、書いてるicigoはなんと手元にLinux環境は持っていません。FreeBSDのみです。というわけでLinuxで動かしてる方は情報をガンガン書いてください(他力本願 * 基本の動かし方 基本は本家からarchiveを持ってきて解凍するだけで、compile済みのbinaryが入っていますので問題ありません。 $ tar zxf peercast-(version).tgz $ ./peercast & これだけです。 ただ、ひとつだけ注意しなければならないのが、''管理画面を見るPCが別''な場合、passwordが設定されていないために、Webの管理画面が開けなくなってしまいます。よって、''起動してから一度止めて、iniファイルを手で編集してpasswordを設定する''という手順を踏む必要があります。 ** 別のhostから管理画面を見れるようにする方法 一箇所書き足すだけです。一度peercastを起動させてから終了させておくと、peercast.iniというファイルが生成されているはずなので、それをeditorで開きます。 [Server] serverPort = 7144 autoSave = Yes icyPassword = (ここにpasswordを書く) forceIP = isRoot = No (以下略) これで、設定したpasswordを入力すれば外から管理画面が見れるようになります。 もし、peercastを起動しているマシンにWeb browserがあるのならばこの問題は回避できます。そのWeb browserで管理画面を開いて、passwordを設定するだけです。 ** 0.119以降固有の問題 0.119Aから、dynamic link化されました。しかし、現状依存するlibraryは非常に基本的なものしかないので、''Linuxにおいては''あまり問題にならないでしょう。依存するlibraryは以下のものです。 - libstdc++.so.5 - libm.so.6 - libgcc_s.so.1 - libpthread.so.0 - libc.so.6 - /lib/ld-linux.so.2 いくつか試した結果、glibcである必要があるようです。 icigoが試したところ、FreeBSD 5.0-RELEASE-p7 + linux_base-7.1_3では動作させられませんでした。動作することができた方は情報をお願いします。 (追記) 0.119Bにて、FreeBSDのLinux Emulationを使って動作させることに成功しました。基本的には、 - libstdc++5の導入 - glibcの新しいバージョンへの置き換え という二つの手順で動作させることができました。 必要なファイルは以下のものです。 - libstdc++-3.2.2-5.i386.rpm - glibc-2.3.2-4.80.6.i386.rpm これらをrpm2cpio + cpioなどを使って中のファイルを抜き出し、置き換えるだけでした(ldconfigを忘れずに B)。 現在動作させていますが、目立った問題はないようです。 (さらに追記) すいません、ボケてました。上で書いたものだけだと、libgcc_s.soが足りません。調べたところ、libgcc-3.*のrpmに入っているようなので、それを持ってくれば大丈夫だと思います。 (さらにx2追記) 現在0.119Dが最新ですが、依存Libraryに変化はありません。上のlibraryがあれば動作するようです。 * 送出するには(ices2を使おう) 今までどおりWindowsからWinamp pluginを使う方法、''''file://''''を使う方法、そしてUnix環境でのみ動くices2を使う方法の3つが考えられます。 Windowsからの送出と''''file://''''による送出は他に有用な情報が多数出ていますので割愛します。 ices2は、icecast2の開発元が公開しているUnix環境で動くOgg Vorbis形式の送出ツールです。現在はogg形式のファイルを読み込み、bitrate等を変換して送出するのと、sound cardからの入力を送出する二つの方法がsupportされています。 ices2を使う方法は現状、最も安定して送出できる手段と言っていいと思います。[[FM-campanella http://www.studio-campanella.com/fmc/]]さんが使用しています。oddcastDSPなどで問題になる、日本語Titleも問題なく送出できます。当然WindowsのようにOSごと勝手に落ちるという問題もありません B) ** ices2の導入 ** 適当イメージ図 --------- ------------ ------------ | ices2 |-->| Icecast2 |-->| PeerCast |--> P2PNetwork --------- ------------ ------------ -ices2は、Ogg Vorbisファイルをディスクから読み、Icecast2にネットワークを通じて送出します。 -Icecast2は、ices2から送られるストリームをさらに多数のクライアントに配信する役割を担いますが、この例ではPeerCastが唯一のリスナであるため、あまり意味を持ちません。既存のストリーミング配信と、PeerCastによるP2P配信を混在させる場合には便利です。 -PeerCastは、Icecast2の配信するストリームを受け取るクライアントであり、かつ受け取ったストリームをP2Pネットワークに中継するサーバでもあります。 **ices2およびicecast2の導入 以下、Red''''''Hat Linux 9 を例に挙げて解説します。 **前提となるライブラリ類の導入 ices2およびicecast2のビルド及び動作には、以下に示すライブラリが必要です。 いずれもftp.redhat.comあるいはicecast.orgからダウンロード可能です。up2dateで直接インストールしても良いでしょう。(注:かなり記憶があやふやです。補足求む) -libvorbis -libvorbis-devel (多分Red''''''Hat Linuxに付属) -libogg -libogg-devel (多分Red''''''Hat Linuxに付属) -libao (Red''''''Hat) -libxslt -libxslt-devel (Red''''''Hat) -libxml2 -libxml2-devel (Red''''''Hat) -libshout2 (icecast.orgよりダウンロード) -他にも何か必要だったかも。 注)素のバイナリパッケージだけでなく、develパッケージも導入すること。 **ices2およびicecast2のビルド・インストール -http://www.icecast.org/ からices2及びicecast2のCVSスナップショットを入手します。 -上記ライブラリが導入されていれば、単純にconfigure & make でビルド・インストールできるはずです。多分。 **配信用設定ファイルの編集 -ices2およびicecast2は、配信設定をXMLファイルから読み込みます。 -ices2の設定ファイルテンプレートは、ソースアーカイブを解凍したディレクトリ直下の、confディレクトリ内にあります。 -icecast2の設定ファイルテンプレートは、デフォルトでは/usr/local/etc にインストールされます。 -参考のため、IceCastXml IcesXml **icecast2の起動 -icecast -c 設定ファイル **ices2の起動 -配信用OGGファイルを用意 -ices設定ファイルで指定したプレイリストファイル(単なるテキストファイル)に、一行に一ファイルずつ上記OGGファイルのパスを記述 -"ices 設定ファイル" で起動 **PeerCastでリレーを作成 -PeerCast管理Webインターフェース上の、「Broadcast」タブに移動 -URL欄に、icesの設定ファイルで指定したマウントポイントを入力 -(上記 IcesXml の例では、 "http://localhost:8080/foobarbaz.ogg") -その他の欄も適当にうめる -内容をよく確認して、"Create Relay"ボタンを押す 以上。 ---- [[#rcomment]] - 2003-11-05 (Wed) 00:13:08 ''[[k-tak]]'' : 自分の覚書も兼ねて、icecast2による配信方法を書き足しときます。 - 2003-10-19 (Sun) 00:34:06 ''[[通りすがり]]'' : NetBSDでコンパイルして動かしてます。ソースをちょこっといじるだけなんで。 - 2003-10-03 (Fri) 16:31:33 ''[[bsd]]'' : こちらにある情報でNetBSD及びOpenBSDでも大体同様の方法で動作するようです。 - 2003-09-04 (Thu) 11:26:56 ''[[CC名無したん]]'' : FreeBSD 4.9-PRERELEASE では linux_base-8-8.0_1 をインストールするだけで、v0.119D がそのまま動作しました。Relay もできているみたいです。 - 2003-05-29 (Thu) 23:03:46 ''[[icigo]]'' : お疲れ様ですー。 - 2003-05-28 (Wed) 07:28:58 ''[[ano]]'' : 移動。[[Linux]]本体の話はそちらでどうぞ。 - 2003-05-28 (Wed) 00:52:21 ''[[icigo]]'' : そーですな。そのほうがいいかも。 - 2003-05-23 (Fri) 04:32:33 ''[[ano]]'' : ページ名の入力の手間と、OS自体の話題をわけるために、PeerCastLinuxへページを移行してみませんか? --------