[perldocjp-cvs 1298] CVS update: docs/modules/version-0.74

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2011年 5月 27日 (金) 01:20:35 JST


Index: docs/modules/version-0.74/version.pod
diff -u docs/modules/version-0.74/version.pod:1.1 docs/modules/version-0.74/version.pod:1.2
--- docs/modules/version-0.74/version.pod:1.1	Sun Jul 19 03:18:08 2009
+++ docs/modules/version-0.74/version.pod	Fri May 27 01:20:35 2011
@@ -61,6 +61,8 @@
 
 =item * Be consistent
 
+(一貫性を持って)
+
 =begin original
 
 Whichever of the two types of version objects that you choose to employ, 
@@ -70,7 +72,7 @@
 
 =end original
 
-2 種類のバージョンオブジェクトのどちらを利用するか選んだにしろ、
+2 種類のバージョンオブジェクトのどちらを利用することを選んだにしろ、
 L<Numeric Versions> か L<Extended Versions> のどちらか一方のみを使い続け、
 両者を混ぜないようにすべきです。
 それは I<可能です> が、通常のユーザはとても戸惑うことでしょう。
@@ -113,6 +115,8 @@
 
 =item * Be careful
 
+(慎重に)
+
 =begin original
 
 If you are using Module::Build or ExtUtils::MakeMaker, so that you can
@@ -125,7 +129,7 @@
 
 もし Module::Build や ExtUtils::MakeMaker を使っているのなら、CPAN に
 モジュールをリリースすることができますが、それらのプログラムがいずれも
-バージョンオブジェクトを完全に扱うことが(今のところ)できないということに
+バージョンオブジェクトを完全に扱うことが (今のところ) できないということに
 気付くでしょう。
 もし Module::Build と同時にバージョンオブジェクトを使うのであれば、
 version.pm の当該バージョンへの依存関係を Build.PL に明示的に
@@ -150,7 +154,7 @@
 =end original
 
 これで動くはずです。
-Module::Build は(きっとすぐに)バージョンオブジェクトを完全に
+Module::Build は (きっとすぐに) バージョンオブジェクトを完全に
 サポートするでしょう;
 バージョンオブジェクトをサポートするために ExtUtils::MakeMaker にパッチを
 当てる計画は今のところ存在しません。
@@ -210,7 +214,7 @@
 
 は常に正しく動作します。
 C<use> はモジュール名の次の項として与えられる
-浮動小数点(例:上述の 1.002.003)を使って自動的に C<$VERSION> の比較を
+浮動小数点 (例:上述の 1.002.003) を使って自動的に C<$VERSION> の比較を
 行います。
 この例では、インストールされているモジュールは要求されたコードに
 対して古すぎるので、次のようなエラーが表示されるでしょう:
@@ -244,9 +248,9 @@
 
 =end original
 
-そしてこれも、たとえ通常は v-文字列(下記の L<What about v-strings> を参照)を
+そしてこれも、たとえ通常は v-文字列 (下記の L<What about v-strings> を参照) を
 サポートしていないバージョンの Perl であっても、正常に動作するでしょう
-(すなわち、上述のエラーメッセージが表示されます)。
+(すなわち、上述のエラーメッセージが表示されます)。
 この場合、C<use> は 2 番目の項が I<数字のように見える> かどうかをチェックし、
 それを Replacement L<UNIVERSAL::VERSION>に渡すだけだという事実が
 関わってきます。
@@ -299,9 +303,9 @@
 
 =end original
 
-「数字のように見える」任意の初期引数(L<Numeric Versions> を参照)。
+「数字のように見える」任意の初期引数 (L<Numeric Versions> を参照)。
 これは小数点一つや途中にアンダースコア一つを持つバージョンも含みます
-(L<Numeric Alpha Versions> を参照)が、アンダースコアの書式を
+(L<Numeric Alpha Versions> を参照) が、アンダースコアの書式を
 保持するにはクォートされなければなりません。
 
 =item * Extended Versions
@@ -320,9 +324,9 @@
 =end original
 
 2 つ以上の小数点と任意の途中のアンダースコア一つを持つ任意の初期引数
-(L<Extended Versions> を参照)。
+(L<Extended Versions> を参照)。
 これはほとんどのオープンソースソフトウェアで「外部用」バージョン
-(タグや tar ファイル名の一部分として使われるもの)として一般的に
+(タグや tar ファイル名の一部分として使われるもの) として一般的に
 使われているものです。
 エクスポートされた L<qv()> 関数を使用すると、この種のバージョン
 オブジェクトが生成されます。
@@ -383,8 +387,8 @@
 数値バージョンは浮動小数点のように見えるもので初期化されます。
 先頭の 0 は B<有効で> 末尾の 0 は暗黙に仮定されるので、3 点の
 最小値は下位バージョン間で保持されます。
-これが意味するのは、3 桁より少ない桁数の下位バージョン(小数点より
-右の数字)は全て末尾への0の追加によって補われますが、しかしそれは他の
+これが意味するのは、3 桁より少ない桁数の下位バージョン (小数点より
+右の数字) は全て末尾への0の追加によって補われますが、しかしそれは他の
 バージョンオブジェクトとの比較のためだけです。
 例えば:
 
@@ -508,7 +512,7 @@
 =end original
 
 かつて数値バージョンが必ずクォートされていなければならなかったのは、
-アルファ形式が他の数値バージョン(すなわち小数点が一つ)と一緒に
+アルファ形式が他の数値バージョン (すなわち小数点が一つ) と一緒に
 使われていたときです。
 これはよく CPAN リリースに使われており、そこで CPAN や
 CPANPLUS は自動アップデートのためにアルファバージョンを無視します。
@@ -617,7 +621,7 @@
 言い換えると、構文解析により文字列からバージョンが自動的に取り出され、
 CVS が通常バージョンで伝える意味を保つためにそれがクォートされます。
 CVS の $Revision$ は数値バージョンとは異なった方法でインクリメントされる
-(すなわち1.9の後に1.10が続く)ので、それが L<Extended Version> で
+(すなわち 1.9 の後に 1.10 が続く) ので、それが L<Extended Versions> で
 あるかのように扱わなければなりません。
 
 =begin original
@@ -685,8 +689,8 @@
 
 新しいバージョンオブジェクトを作成する別の方法に、エクスポートされた
 qv() 関数を使う方法があります。
-これは、利用可能なデリミタが丸カッコ(またはスペース)のみであるという点で、
-厳密には他の q? 演算子(qq, qw など)とは似ていません。
+これは、利用可能なデリミタが丸カッコ (またはスペース) のみであるという点で、
+厳密には他の q? 演算子 (qq, qw など) とは似ていません。
 これは、小数点解釈を引き起こすことなしに短いバージョンを初期化するための
 最良の方法です。
 例えば:
@@ -704,9 +708,9 @@
 
 =end original
 
-ご覧の通り、bare number またはクォートされた文字列は通常交換して
+ご覧の通り、裸の数値またはクォートされた文字列は通常交換して
 使用できます。
-ただし、末尾に0があるケースは、正しく変換するためにクォートされる必要が
+ただし、末尾に 0 があるケースは、正しく変換するためにクォートされる必要が
 あるので例外です。
 この理由のため、qv() への全ての初期化子は裸の数値のかわりに
 クォートされた文字列とすることが強く推奨されます。
@@ -776,9 +780,9 @@
 
 =end original
 
-複数の小数点(クォートされたものか可能であればv-文字列)を用いて、
+複数の小数点 (クォートされたものか可能であればv-文字列) を用いて、
 もしくは L<qv()> 演算子を用いて初期化されたバージョンオブジェクトのために、
-文字列化された表現形式が正規化もしくは縮小された形式(余分なゼロを削除)で、
+文字列化された表現形式が正規化もしくは縮小された形式 (余分なゼロを削除) で、
 先頭に 'v' が付いて返されます:
 
   print $ver->normal;         # prints as v1.2.3.4
@@ -861,13 +865,14 @@
 
 =end original
 
-The default stringification for version objects returns exactly the same
-string as was used to create it, whether you used C<new()> or C<qv()>,
-with one exception.  The sole exception is if the object was created using
-C<qv()> and the initializer did not have two decimal places or a leading
-'v' (both optional), then the stringified form will have a leading 'v'
-prepended, in order to support round-trip processing.
-(TBT)
+バージョンオブジェクトの文字列化のデフォルトは、
+C<new()> によるか C<qv()> によるかに関わらず、
+オブジェクトを作成したのと全く同じ文字列となりますが、ひとつの例外が
+あります。
+唯一の例外は、オブジェクトが C<qv()> を使って作成され、
+初期化子が 2 つの十進数がなかったり、先頭の 'v' がない場合
+(これらは両方ともオプションです)、循環処理に対応するために、
+文字列化形式は先頭に 'v' がつきます。
 
 =begin original
 
@@ -914,10 +919,10 @@
 
 =end original
 
-C<cmp> と C<E<lt>=E<gt>> は両方とも同じ比較を項間で行います(自動的に
-バージョンオブジェクトにアップグレードします)。
+C<cmp> と C<E<lt>=E<gt>> は両方とも同じ比較を項間で行います (自動的に
+バージョンオブジェクトにアップグレードします)。
 それら 2 つに基づいて、Perl は他の比較演算子を全て自動的に生成します。
-以下に挙げられている明らかな等値性に加えて、末尾に 0 の項を 1 つ追加しても
+以下に挙げられている明らかな等値性に加えて、末尾に 0 の項を一つ追加しても
 比較用のバージョン値は変化しません。
 言い換えると、"v1.2" と"1.2.0" の比較は同一と見なされます。
 
@@ -959,7 +964,7 @@
 
 =end original
 
-警告:(初期化が明示的か暗黙的かに関わらず)小数点の数が異なるバージョンの
+警告:(初期化が明示的か暗黙的かに関わらず) 小数点の数が異なるバージョンの
 比較は一見すると期待しない結果を生み出すかもしれません。
 例えば、以下の非等値性が成り立ちます:
 
@@ -1064,7 +1069,7 @@
 
 =end original
 
-ややこしくしている要因は、裸の数値(すなわちクォートされていないもの)では
+ややこしくしている要因は、裸の数値 (すなわちクォートされていないもの) では
 アンダースコアは正当な数値用の文字であって、バージョンコードが
 呼び出される前に Perl のトークナイザによって自動的に剥ぎ取られることです。
 しかしながら、もし数値が 1 つ以上の小数を含んでいてアンダースコアが
@@ -1122,9 +1127,9 @@
 
 Perl 5.6.0 以降では、任意のバイト列をコーディングする代替方法が導入され、
 v-文字列と呼ばれています。
-v-文字列は、例えば(1 文字あたり 2 バイトを使う)
+v-文字列は、例えば (1 文字あたり 2 バイトを使う)
 Unicode 文字列のようなものを入力するのが簡単なようになっています。
-プリンタ制御文字(すなわち CRLF)をエンコードするためにv-文字列を
+プリンタ制御文字 (すなわち CRLF) をエンコードするためにv-文字列を
 使っているプログラムもあります。
 v-文字列は $VERSION のために使われるようにも意図されていましたが、
 そのような使用は初めから問題をはらんでいました。
@@ -1157,8 +1162,8 @@
 
 しかしながら、バージョンオブジェクトを初期化するために裸のv-文字列を
 使用することは、実行している Perl が何かに依存して意味が変わるので、
-どのような状況であっても B<強く> 非推奨です(特に先頭に'v' が付く
-スタイルは)。
+どのような状況であっても B<強く> 非推奨です (特に先頭に'v' が付く
+スタイルは)。
 L<"Extended Versions"> を直接使って適切な解釈を確実にすることが
 より良いでしょう。
 
@@ -1183,7 +1188,7 @@
 Perl のリリース 5.6.0 から 5.8.0 において、v-文字列コードはv-文字列の
 いくつかの特徴に基づいて単に推測を行うのみです。
 このヒューリスティクスが成功するためには、必ず 3 つの部分
-(例えば 1.2.3 や v1.2.3)のバージョンを使わなければ B<なりません>。
+(例えば 1.2.3 や v1.2.3) のバージョンを使わなければ B<なりません>。
 
 =begin original
 
@@ -1259,7 +1264,7 @@
 持ち、そうでなければ 2 つのみを持つでしょう。
 これはディストリビューション内のプライマリファイルから Revision 番号を
 使うことでモジュールバージョンを自動的にインクリメントすることを
-可能にします(L<ExtUtils::MakeMaker/"VERSION_FROM"> を参照)。
+可能にします (L<ExtUtils::MakeMaker/"VERSION_FROM"> を参照)。
 
 =item * Alpha Versions
 
@@ -1275,8 +1280,8 @@
 =end original
 
 CPAN を使用しているモジュール作者の間で、不安定なリリースを示すために
-バージョン文字列内にアンダースコアを付ける慣習ができています(L<CPAN> を
-参照)。
+バージョン文字列内にアンダースコアを付ける慣習ができています (L<CPAN> を
+参照)。
 αリリースは、その直前の安定リリースよりも新しく、次の安定リリースよりも
 小さく判定されます。
 例えば:
@@ -1388,13 +1393,12 @@
 
 =end original
 
-重要な注意:(与えられたモジュールが利用可能かどうかを決定するために)
+重要な注意: (与えられたモジュールが利用可能かどうかを決定するために)
 特定の文字列を検索するためのコードは変更が必要かもしれないことを
 意味します。
-It is always better to use the built-in comparison implicit in
-C<use> or C<require>, rather than manually poking at C<class->VERSION>
-and then doing a comparison yourself.
-(TBT)
+手動で C<class->VERSION> を使ってから自分で比較を行うより、
+C<use> や C<require> で暗黙に使われる組み込みの比較を使う方が
+常に優れています。
 
 =begin original
 
@@ -1433,8 +1437,8 @@
 このモジュールは簡単にサブクラス化ができるように明確に設計やテストがさ
 れています。
 実際には、変更したいメソッドをオーバーライドするだけで OK ですが、
-new() をオーバーライドする際には注意が必要です(パースが全て行われる
-場所なので)。
+new() をオーバーライドする際には注意が必要です (パースが全て行われる
+場所なので)。
 例えば、これは完全に条件を満たしている派生クラスです:
 
   package myversion;
@@ -1491,8 +1495,8 @@
 
 =begin meta
 
-Created: Kenji Inoue <kenz****@oct*****> (0.70)
-Updated: Kentaro Shirakata <argra****@ub32*****> (0.74)
+Translate: Kenji Inoue <kenz****@oct*****> (0.70)
+Update: Kentaro Shirakata <argra****@ub32*****> (0.74)
 
 =end meta
 



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