[perldocjp-cvs 1582] CVS update: docs/perl/5.10.1

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argra****@users***** argra****@users*****
2012年 10月 10日 (水) 03:54:27 JST


Index: docs/perl/5.10.1/perlmodlib.pod
diff -u docs/perl/5.10.1/perlmodlib.pod:1.3 docs/perl/5.10.1/perlmodlib.pod:1.4
--- docs/perl/5.10.1/perlmodlib.pod:1.3	Wed Sep 26 00:45:35 2012
+++ docs/perl/5.10.1/perlmodlib.pod	Wed Oct 10 03:54:27 2012
@@ -282,8 +282,7 @@
 
 =end original
 
-Allows you to write your script in non-ascii or non-utf8
-(TBT)
+非 ascii や非 utf8 でスクリプトを書けるようにする
 
 =item encoding::warnings
 
@@ -493,8 +492,7 @@
 
 =end original
 
-Perl interpreter-based threads
-(TBT)
+Perl のインタプリタベースのスレッド
 
 =item threads::shared
 
@@ -544,7 +542,7 @@
 
 =end original
 
-VMS固有の言語仕様を制御する
+VMS 固有の言語仕様を制御する
 
 =item warnings
 
Index: docs/perl/5.10.1/perlport.pod
diff -u docs/perl/5.10.1/perlport.pod:1.8 docs/perl/5.10.1/perlport.pod:1.9
--- docs/perl/5.10.1/perlport.pod:1.8	Sat Aug 18 16:58:21 2012
+++ docs/perl/5.10.1/perlport.pod	Wed Oct 10 03:54:27 2012
@@ -21,8 +21,8 @@
 =end original
 
 Perl は多くのオペレーティングシステム上で動作します。
-これらのほとんどは一般的にかなりの部分を共有していますが、
-それぞれ固有の機能も持っています。
+これらのほとんどは一般的にかなりの部分を共有していますが、それぞれ固有の
+機能も持っています。
 
 =begin original
 
@@ -77,7 +77,7 @@
 
 =end original
 
-これを他の方法で見てみると、移植性のあるコードをかくことは通常あなたが
+これを他の方法で見てみると、移植性のあるコードを書くことは通常あなたが
 取り得る選択肢を故意に制限します。
 当然ながら、これは規律と犠牲が伴います。
 おそらく移植性と利便性の積は一定です。
@@ -282,13 +282,12 @@
 
 「テキスト」モード変換によって、DOS 的な perl は「テキスト」モードで
 アクセスするファイルに対する C<seek> と C<tell> の使用に制限があります。
-Stick to C<seek>-ing to locations you got from 
 C<tell> で得た位置へ C<seek> する(そして他の方法を使わない)ことに
 専念することで、「テキスト」モードでも自由に C<seek> と C<tell> を
 使えます。
 C<seek> や C<tell> やその他のファイル操作は互換性がないかもしれません。
-しかし、ファイルに対して C<binmode> を使うと、普通は
-任意の値を C<seek> と C<tell> に使っても安全です。
+しかし、ファイルに対して C<binmode> を使うと、普通は任意の値を C<seek> と
+C<tell> に使っても安全です。
 
 =begin original
 
@@ -367,10 +366,9 @@
 
 =end original
 
-This example is preferred over the previous one--even for Unix
-platforms--because now any C<\015>'s (C<\cM>'s) are stripped out
-(and there was much rejoicing).
-(TBT)
+この例は -- 例え Unix プラットフォームでも -- 以前のものよりよいものです;
+なぜなら全ての C<\015> (C<\cM>) が削除される(そしてこれはとても喜ばしい)
+からです。
 
 =begin original
 
@@ -381,11 +379,10 @@
 
 =end original
 
-Similarly, functions that return text data--such as a function that
-fetches a web page--should sometimes translate newlines before
-returning the data, if they've not yet been translated to the local
-newline representation.  A single line of code will often suffice:
-(TBT)
+同様に、-- web ページを取得する関数のような -- テキストデータを返す関数は、
+まだローカルな改行表現に変換されていないなら、データを返す前に改行を
+変換するべき場合もあります。
+しばしば 1 行のコードで十分です:
 
     $data =~ s/\015?\012/\n/g;
     return $data;
@@ -421,10 +418,9 @@
 
 =end original
 
-The Unix column assumes that you are not accessing a serial line
-(like a tty) in canonical mode.  If you are, then CR on input becomes
-"\n", and "\n" on output becomes CRLF.
-(TBT)
+Unix の列は、カノニカルモードで(tty のような)シリアルインターフェースに
+アクセスしているのではないことを仮定しています。
+もしそうなら、入力の CR は "\n" になり、出力の "\n" は CRLF になります。
 
 =begin original
 
@@ -435,11 +431,11 @@
 
 =end original
 
-These are just the most common definitions of C<\n> and C<\r> in Perl.
-There may well be others.  For example, on an EBCDIC implementation
-such as z/OS (OS/390) or OS/400 (using the ILE, the PASE is ASCII-based)
-the above material is similar to "Unix" but the code numbers change:
-(TBT)
+これらは単に Perl でのもっとも一般的な C<\n> と C<\r> の定義です。
+他のものもあり得ます。
+例えば、z/OS (OS/390) や OS/400 (ILE を使っている場合; PASE は ASCII
+ベース) のような EBCDIC 実装では、上述の資料は "Unix" と同様ですが、
+コード番号が変更されます:
 
     LF  eq  \025  eq  \x15  eq  \cU  eq  chr(21)  eq  CP-1047 21
     LF  eq  \045  eq  \x25  eq           chr(37)  eq  CP-0037 37
@@ -508,10 +504,9 @@
 
 =end original
 
-As of perl 5.9.2, you can also use the C<E<gt>> and C<E<lt>> modifiers
-to force big- or little-endian byte-order.  This is useful if you want
-to store signed integers or 64-bit integers, for example.
-(TBT)
+perl 5.9.2 から、ビッグエンディアンとリトルエンディアンにバイト順を
+強制するための C<E<gt>> と C<E<lt>> の修飾子も使えます。
+これは例えば、符号付き整数や 64 ビット整数を保管したいときに有用です。
 
 =begin original
 
@@ -534,9 +529,8 @@
 
 =end original
 
-If you need to distinguish between endian architectures you could use
-either of the variables set like so:
-(TBT)
+エンディアンアーキテクチャを区別する必要があるなら、以下のような変数の
+どちらかを使えます:
 
     $is_big_endian   = unpack("h*", pack("s", 1)) =~ /01/;
     $is_little_endian = unpack("h*", pack("s", 1)) =~ /^1/;
@@ -550,11 +544,11 @@
 
 =end original
 
-Differing widths can cause truncation even between platforms of equal
-endianness.  The platform of shorter width loses the upper parts of the
-number.  There is no good solution for this problem except to avoid
-transferring or storing raw binary numbers.
-(TBT)
+幅の違いは同じエンディアンのプラットフォームの間でも切り詰めを
+引き起こすことがあります。
+幅がより短い側のプラットフォームは数値の上位部分を失います。
+生のバイナリ数値を転送したり保管したりしないようにする以外に、この問題への
+よい解決法はありません。
 
 =begin original
 
@@ -566,12 +560,11 @@
 
 =end original
 
-One can circumnavigate both these problems in two ways.  Either
-transfer and store numbers always in text format, instead of raw
-binary, or else consider using modules like Data::Dumper (included in
-the standard distribution as of Perl 5.005) and Storable (included as
-of perl 5.8).  Keeping all data as text significantly simplifies matters.
-(TBT)
+これらの問題は二つの方法で避けることが出来ます。
+数値を常に生のバイナリではなくテキスト形式で転送して保管するか、
+(Perl 5.005 から標準配布に含まれている) Data::Dumper や (perl 5.8 から
+含まれている) Storable のようなモジュールを使うことを考慮します。
+全てのデータをテキストで扱うことは問題をかなり単純化します。
 
 =begin original
 
@@ -580,9 +573,8 @@
 
 =end original
 
-The v-strings are portable only up to v2147483647 (0x7FFFFFFF), that's
-how far EBCDIC, or more precisely UTF-EBCDIC will go.
-(TBT)
+v-文字列は v2147483647 (0x7FFFFFFF) 以下でのみ移植性があります; これは
+EBCDIC、より正確には UTF-EBCDIC よりも遙かに遠いです。
 
 =head2 Files and Filesystems
 
@@ -599,8 +591,7 @@
 
 最近のほとんどのプラットフォームではファイルの構造は階層的です。
 従って、全てのプラットフォームがシステム中のファイルをユニークに
-識別するための「パス」記法に対応していると仮定することは
-合理的に安全です。
+識別するための「パス」記法に対応していると仮定することは合理的に安全です。
 パスが実際にどのように書かれるかはかなり異なります。
 
 =begin original
@@ -627,10 +618,10 @@
 
 =end original
 
-DOS, OS/2, VMS, VOS, Windows は C</> をパス区切りとして、
-(複数のルートディレクトリや、NIL: や LPT: のような様々な
-「ルートでない」デバイスファイルといった)
-独自の風変わりな方法で Unix と似たように動作します。
+DOS, OS/2, VMS, VOS, Windows は C</> をパス区切りとして、(複数の
+ルートディレクトリや、NIL: や LPT: のような様々な「ルートでない」
+デバイスファイルといった)独自の風変わりな方法で Unix と似たように
+動作します。
 
 =begin original
 
@@ -684,8 +675,8 @@
 =end original
 
 VOS perl は C</> をパス区切りとして Unix ファイル名をエミュレートできます。
-ネイティブなパス名文字である大なり、小なり、シャープ、パーセントは
-常に受け入れられます。
+ネイティブなパス名文字である大なり、小なり、シャープ、パーセントは常に
+受け入れられます。
 
 =begin original
 
@@ -726,8 +717,8 @@
 
 =end original
 
-もしこれら全てが怯えさせるものであるなら、恐れないでください
-(あー、多分ほんの少しだけ恐れてください)。
+もしこれら全てが怯えさせるものであるなら、恐れないでください(あー、多分
+ほんの少しだけ恐れてください)。
 助けになるモジュールがあります。
 File::Spec モジュールはプログラムがどのプラットフォームで動作していても
 「正しいこと」をします。
@@ -765,8 +756,8 @@
 
 =end original
 
-一般的に、製品コードはファイルパスを
-ハードコーディングするべきではありません。
+一般的に、製品コードはファイルパスをハードコーディングするべきでは
+ありません。
 ユーザーが指定できるようにするか、設定ファイルから読み込む方がよいです;
 ファイルパスの文法はマシンによって異なることを忘れないでください。
 
@@ -788,8 +779,8 @@
 
 =end original
 
-もう一つの有用なものは標準配布に含まれている File::Basename で、
-これはパス名をベースファイル名、ディレクトリのフルパス、ファイルの拡張子に
+もう一つの有用なものは標準配布に含まれている File::Basename で、これは
+パス名をベースファイル名、ディレクトリのフルパス、ファイルの拡張子に
 分解します。
 
 =begin original
@@ -883,9 +874,8 @@
 
 =end original
 
-Many systems (DOS, VMS ODS-2) cannot have more than one C<.> in their
-filenames.
-(TBT)
+多くのシステム (DOS, VMS ODS-2) はファイル名に二つ以上の C<.> を
+使えません。
 
 =begin original
 
@@ -948,10 +938,10 @@
 
 =end original
 
-Don't assume that in pathnames you can collapse two leading slashes
-C<//> into one: some networking and clustering filesystems have special
-semantics for that.  Let the operating system to sort it out.
-(TBT)
+パス名の先頭の二つのスラッシュ C<//> を一つに圧縮できると
+仮定しないでください: ある種のネットワーキングとクラスタリングの
+ファイルシステムはこれに対して特別な意味論を持ちます。
+オペレーティングシステムに任せてください。
 
 =begin original
 
@@ -978,14 +968,11 @@
 =end original
 
 かつ "-" は最初の文字には使えません。
-If you want to be
-hypercorrect, stay case-insensitive and within the 8.3 naming
-convention (all the files and directories have to be unique within one
-directory if their names are lowercased and truncated to eight
-characters before the C<.>, if any, and to three characters after the
-C<.>, if any).
-(そしてディレクトリ名に C<.> を使いません。)
-(TBT)
+もし超完全にしたいなら、大文字小文字は無視して、8.3 命名規約に従います
+(全てのファイルとディレクトリは、名前を小文字にして、(もしあれば) C<.> の
+前の 8 文字と (もしあれば) C<.> の後の 3 文字に切り詰めたときに、
+ディレクトリ内でユニークである必要があります)。
+(そしてディレクトリ名に C<.> を使わないでください。)
 
 =head2 System Interaction
 
@@ -1119,13 +1106,12 @@
 
 =end original
 
-VMS では、some entries in the %ENV hash are dynamically created when
-their key is used on a read if they did not previously exist.  The
-values for C<$ENV{HOME}>, C<$ENV{TERM}>, C<$ENV{HOME}>, and C<$ENV{USER}>,
-are known to be dynamically generated.  The specific names that are
-dynamically generated may vary with the version of the C library on VMS,
-and more may exist than is documented.
-(TBT)
+VMS では、%ENV ハッシュの一部のエントリは、キーがまだ存在していなければ、
+読み込みに使われたときに動的に作成されます。
+C<$ENV{HOME}>, C<$ENV{TERM}>, C<$ENV{HOME}>, and C<$ENV{USER}> の値は
+動的に作成されると知られています。
+動的に作成される具体的な名前は VMS の C ライブラリのバージョンによって
+異なり、文書化されているものよりもたくさんあるかもしれません。
 
 =begin original
 
@@ -1178,13 +1164,12 @@
 =end original
 
 C<$!> の特定の値を計算に入れないでください; 数値でも、特に文字列値でも
-です--ユーザーは
-may switch their locales causing
-error messages to be translated into their languages.  If you can
-trust a POSIXish environment, you can portably use the symbols defined
-by the Errno module, like ENOENT.  And don't trust on the values of C<$!>
-at all except immediately after a failed system call.
-(TBT)
+です -- ユーザーは自分の言語へ翻訳するためにエラーメッセージを引き起こす
+ロケールを変更するかもしれません。
+もし POSIX 的な環境を信用できるなら、ENOENT のような、Errno モジュールで
+定義されているシンボルを移植性を持って使えます。
+そして、システムコールが失敗した直後以外では C<$!> の値は全く
+信用しないでください。
 
 =head2 Command names versus file pathnames
 
@@ -1363,12 +1348,11 @@
 
 =end original
 
-Don't assume that Sys::Hostname (or any other API or command)
-returns either a fully qualified hostname or a non-qualified hostname:
-it all depends on how the system had been configured.  Also remember
-things like DHCP and NAT-- the hostname you get back might not be very
-useful.
-(TBT)
+Sys::Hostname (またはその他の API やコマンド) が完全修飾ホスト名か
+修飾されないホスト名のどちらかを返すと仮定しないでください: これら全ては
+システムがどのように設定されているかに依存します。
+また、DHCP や NAT のことも忘れないでください -- 受け取るホスト名は全く
+有用ではないかもしれません。
 
 =begin original
 
@@ -1378,10 +1362,10 @@
 
 =end original
 
-All the above "don't":s may look daunting, and they are -- but the key
-is to degrade gracefully if one cannot reach the particular network
-service one wants.  Croaking or hanging do not look very professional.
-(TBT)
+上述した全ての「べからず」は怯えさせるものかもしれません; そしてその
+通りです -- しかし鍵は、望んでいる特定のネットワークサービスに
+到達できないときに、適切にデグレードすることです。
+croak やハングアップではとてもプロの仕事には見えません。
 
 =head2 Interprocess Communication (IPC)
 
@@ -1396,11 +1380,9 @@
 
 =end original
 
-一般的に、移植性を持たせるコード内でシステムに直接
-アクセスしないでください。
-つまり、C<system>, C<exec>, C<fork>, C<pipe>,
-C<``>, C<qx//>, C<open> での C<|> その他 perl ハッカーが価値があると
-思うものです。
+一般的に、移植性を持たせるコード内でシステムに直接アクセスしないでください。
+つまり、C<system>, C<exec>, C<fork>, C<pipe>, C<``>, C<qx//>, C<open> での
+C<|> その他 perl ハッカーが価値があると思うものです。
 
 =begin original
 
@@ -1640,18 +1622,19 @@
 
 =end original
 
-Don't assume that the epoch starts at 00:00:00, January 1, 1970,
-because that is OS- and implementation-specific.  It is better to
-store a date in an unambiguous representation.  The ISO 8601 standard
-defines YYYY-MM-DD as the date format, or YYYY-MM-DDTHH-MM-SS
-(that's a literal "T" separating the date from the time).
-Please do use the ISO 8601 instead of making us to guess what
-date 02/03/04 might be.  ISO 8601 even sorts nicely as-is.
-A text representation (like "1987-12-18") can be easily converted
-into an OS-specific value using a module like Date::Parse.
-An array of values, such as those returned by C<localtime>, can be
-converted to an OS-specific representation using Time::Local.
-(TBT)
+紀元が 1970 年 1 月 1 日 00:00:00 に開始されると仮定しないでください;
+なぜならこれは OS と実装に依存するからです。
+曖昧さのない表現で日付を保管した方が良いです。
+ISO 8601 標準は日付の形式として YYYY-MM-DD を、あるいは
+YYYY-MM-DDTHH-MM-SS (リテラルな "T" は日付と時刻を分けています) を
+定義しています。
+どうか 02/03/04 という日付の意味を推測させるのではなく、ISO 8601 を
+使ってください。
+ISO 8601 はそのままうまくソートもできます。
+("1987-12-18" のような) テキスト表現は Date::Parse のようなモジュールを
+使って簡単に OS 固有の値に変換できます。
+C<localtime> で返されるような値の配列は、Time::Local を使って OS 固有の
+表現に変換できます。
 
 =begin original
 
@@ -1660,9 +1643,8 @@
 
 =end original
 
-When calculating specific times, such as for tests in time or date modules,
-it may be appropriate to calculate an offset for the epoch.
-(TBT)
+時刻と日付のモジュールのテストのような、特定の時刻を計算するときには、
+紀元からのオフセットを計算するのが適切でしょう。
 
     require Time::Local;
     $offset = Time::Local::timegm(0, 0, 0, 1, 0, 70);
@@ -1675,10 +1657,9 @@
 
 =end original
 
-The value for C<$offset> in Unix will be C<0>, but in Mac OS will be
-some large number.  C<$offset> can then be added to a Unix time value
-to get what should be the proper value on any system.
-(TBT)
+Unix での C<$offset> の値は C<0> ですが、Mac OS では大きな数になります。
+それから、C<$offset> は任意のシステムでの適切な値を得るために
+Unix time に加えられます。
 
 =begin original
 
@@ -1710,10 +1691,9 @@
 
 =end original
 
-Assume nothing about numerical values (C<ord>, C<chr>) of characters.
-Do not use explicit code point ranges (like \xHH-\xHH); use for
-example symbolic character classes like C<[:print:]>.
-(TBT)
+文字の数値 (C<ord>, C<chr>) について仮定できることはありません。
+(\xHH-\xHH のような) 明示的な符号位置の範囲は使わないでください; 例えば
+C<[:print:]> のようなシンボリックな文字クラスを使ってください。
 
 =begin original
 
@@ -1722,9 +1702,8 @@
 
 =end original
 
-Do not assume that the alphabetic characters are encoded contiguously
-(in the numeric sense).  There may be gaps.
-(TBT)
+英字が(数値的な意味で)連続してエンコードされると仮定しないでください。
+隙間があるかもしれません。
 
 =begin original
 
@@ -1736,12 +1715,11 @@
 
 =end original
 
-Do not assume anything about the ordering of the characters.
-The lowercase letters may come before or after the uppercase letters;
-the lowercase and uppercase may be interlaced so that both "a" and "A"
-come before "b"; the accented and other international characters may
-be interlaced so that E<auml> comes before "b".
-(TBT)
+文字の順序について何も仮定しないでください。
+小文字は大文字の前かもしれませんし後かもしれません; 小文字と大文字が交互に
+来るために、"a" と "A" の両方が "b" の前かもしれません; アクセント文字や
+その他の国際文字は交互に来るかも知れないので E<auml> は "b" の
+前かもしれません。
 
 =head2 Internationalisation
 
@@ -1760,9 +1738,8 @@
 
 POSIX (比較的大きい仮定) を仮定するなら、L<perllocale> から POSIX
 ロケールシステムについて多くを読めます。
-ロケールシステムは少なくとも物事をもう少し移植性のある形に
-しようとする、あるいは少なくとも非英語ユーザにとってより便利で
-母国語に親しくするものです。
+ロケールシステムは少なくとも物事をもう少し移植性のある形にしようとする、
+あるいは少なくとも非英語ユーザにとってより便利で母国語に親しくするものです。
 このシステムは文字集合とエンコーディング、日付と時刻の形式 -- 他のものに
 混じって -- に影響を与えます。
 
@@ -1821,8 +1798,8 @@
 =end original
 
 あなたのコードが仮想メモリについて厳しく制限された(あるいは存在しない!)
-システムで動作することになっているなら、I<特に> 以下のような無駄な
-構造を避けたいです:
+システムで動作することになっているなら、I<特に> 以下のような無駄な構造を
+避けたいです:
 
     # NOTE: this is no longer "bad" in perl5.005
     for (0..10000000) {}                       # bad
@@ -2164,10 +2141,10 @@
 
 =end original
 
-Perl は昔から Intel 形式のマイクロコンピュータで動作する
-PC-DOS, MS-DOS, OS/2 のようなシステムと、あなたが指摘できるような
-ほとんど全ての Windows プラットフォーム(もし Windows CE を含めるなら、
-これは除きます)に移植されてきました。
+Perl は昔から Intel 形式のマイクロコンピュータで動作する PC-DOS, MS-DOS,
+OS/2 のようなシステムと、あなたが指摘できるようなほとんど全ての Windows
+プラットフォーム(もし Windows CE を含めるなら、これは除きます)に
+移植されてきました。
 I<COMMAND.COM> や I<CMD.EXE> 形式のシェルになれているユーザーは、
 以下のようなファイル指定に少しずつ違いがあることに気がつくはずです:
 
@@ -2188,14 +2165,13 @@
 
 =end original
 
-System calls accept either C</> or C<\> as the path separator.
-However, many command-line utilities of DOS vintage treat C</> as
-the option prefix, so may get confused by filenames containing C</>.
-Aside from calling any external programs, C</> will work just fine,
-and probably better, as it is more consistent with popular usage,
-and avoids the problem of remembering what to backwhack and what
-not to.
-(TBT)
+システムコールはパス区切りとして C</> または C<\> のどちらかを受け付けます。
+しかし、古い DOS のコマンドラインユーティリティは C</> をオプションの
+接頭辞として扱うので、ファイル名に C</> が含まれていると混乱するかも
+しれません。
+外部プログラムを呼び出すことを除いて、C</> はとてもうまく動作し、おそらく
+よりよいです; なぜなら一般的な使用法でより一貫性があって、何が
+バックスラッシュで何が層でないかを覚えるという問題を避けられます。
 
 =begin original
 
@@ -2206,11 +2182,11 @@
 
 =end original
 
-The DOS FAT filesystem can accommodate only "8.3" style filenames.  Under
-the "case-insensitive, but case-preserving" HPFS (OS/2) and NTFS (NT)
-filesystems you may have to be careful about case returned with functions
-like C<readdir> or used with functions like C<open> or C<opendir>.
-(TBT)
+DOS FAT ファイルシステムは "8.3" 形式のファイル名にのみ対応しています。
+「大文字小文字を無視するが、保存する」HPFS (OS/2) と NTFS (NT)
+ファイルシステムでは C<readdir> のような関数から返されたり、C<open> や
+C<opendir> のような関数で使う大文字小文字に注意する必要が
+あるかもしれません。
 
 =begin original
 
@@ -2223,13 +2199,13 @@
 
 =end original
 
-DOS also treats several filenames as special, such as AUX, PRN,
-NUL, CON, COM1, LPT1, LPT2, etc.  Unfortunately, sometimes these
-filenames won't even work if you include an explicit directory
-prefix.  It is best to avoid such filenames, if you want your code
-to be portable to DOS and its derivatives.  It's hard to know what
-these all are, unfortunately.
-(TBT)
+DOS はまた、AUX, PRN, NUL, CON, COM1, LPT1, LPT2 のようないくつかの
+ファイル名を特別に扱います。
+残念ながら、ときどきこれらのファイル名は明示的なディレクトリ接頭辞に
+含んでいても動作しません。
+コードに DOS とその派生で移植性があるようにするには、これらのファイル名を
+避けるのが最良です。
+残念ながら、これら全てを知るのは難しいです。
 
 =begin original
 
@@ -2239,10 +2215,8 @@
 
 =end original
 
-Users of these operating systems may also wish to make use of
-scripts such as I<pl2bat.bat> or I<pl2cmd> to
-put wrappers around your scripts.
-(TBT)
+これらのオペレーティングシステムのユーザーは、スクリプトのラッパーとして
+I<pl2bat.bat> や I<pl2cmd> のようなスクリプトを使いたいかもしれません。
 
 =begin original
 
@@ -2256,14 +2230,14 @@
 
 =end original
 
-Newline (C<\n>) is translated as C<\015\012> by STDIO when reading from
-and writing to files (see L<"Newlines">).  C<binmode(FILEHANDLE)>
-will keep C<\n> translated as C<\012> for that filehandle.  Since it is a
-no-op on other systems, C<binmode> should be used for cross-platform code
-that deals with binary data.  That's assuming you realize in advance
-that your data is in binary.  General-purpose programs should
-often assume nothing about their data.
-(TBT)
+ファイルから読み書きするとき、改行 (C<\n>) は STDIO によって C<\015\012> に
+変換されます(L<"Newlines"> を参照してください)。
+C<binmode(FILEHANDLE)> は、このファイルハンドルに対して C<\n> を
+C<\012> として変換されます。
+これはその他のシステムでは何もしないので、バイナリデータを扱う
+クロスプラットフォームコードでは C<binmode> を使うべきです。
+これは、予めデータがバイナリであることが分かっていることを仮定しています。
+汎用プログラムはデータについて何も仮定しないべきです。
 
 =begin original
 
@@ -2301,10 +2275,9 @@
 
 =end original
 
-The various MSWin32 Perl's can distinguish the OS they are running on
-via the value of the fifth element of the list returned from 
-Win32::GetOSVersion().  For example:
-(TBT)
+様々な MSWin32 Perl は、Win32::GetOSVersion() から返されるリストの 5 番目の
+要素の値を使って動作している OS を区別できます。
+例えば:
 
     if ($^O eq 'MSWin32') {
         my @os_version_info = Win32::GetOSVersion();
@@ -2319,10 +2292,10 @@
 
 =end original
 
-There are also Win32::IsWinNT() and Win32::IsWin95(), try C<perldoc Win32>,
-and as of libwin32 0.19 (not part of the core Perl distribution)
-Win32::GetOSName().  The very portable POSIX::uname() will work too:
-(TBT)
+また Win32::IsWinNT() と Win32::IsWin95() もあります; C<perldoc Win32> を
+試してみてください; そして libwin32 0.19 (コア Perl 配布の一部では
+ありません) からは Win32::GetOSName() があります。
+とても移植性のある POSIX::uname() も動作します:
 
     c:\> perl -MPOSIX -we "print join '|', uname"
     Windows NT|moonru|5.0|Build 2195 (Service Pack 2)|x86
@@ -2346,8 +2319,7 @@
 
 =end original
 
-DOS のための djgpp 環境 http://www.delorie.com/djgpp/ と
-L<perldos>。
+DOS のための djgpp 環境 http://www.delorie.com/djgpp/ と L<perldos>。
 
 =item *
 
@@ -2361,7 +2333,7 @@
 
 DOS, OS/2 などのための EMX 環境 emx****@iaehv*****,
 http://www.leo.org/pub/comp/os/os2/leo/gnu/emx+gcc/index.html,
-ftp://hobbes.nmsu.edu/pub/os2/dev/emx/ および L<perlos2>.
+ftp://hobbes.nmsu.edu/pub/os2/dev/emx/ および L<perlos2>。
 
 =item *
 
@@ -2372,8 +2344,8 @@
 
 =end original
 
-L<perlwin32> にある Win32 のためのビルド手順および
-L<perlcygwin> にある Cygnus 環境。
+L<perlwin32> にある Win32 のためのビルド手順および L<perlcygwin> にある
+Cygnus 環境。
 
 =item *
 
@@ -2444,8 +2416,8 @@
 XS コンパイルが必要なモジュールはほとんどの人々にとっては使えません;
 MacPerl はフリーでない(そして安くない!)コンパイラを使って
 ビルドされているからです。
-MacPerl で動作する一部の XS モジュールはビルドされて CPAN で
-バイナリ形式で配布されています。
+MacPerl で動作する一部の XS モジュールはビルドされて CPAN でバイナリ形式で
+配布されています。
 
 =begin original
 
@@ -2470,10 +2442,9 @@
 
 =end original
 
-Files are stored in the directory in alphabetical order.  Filenames are
-limited to 31 characters, and may include any character except for
-null and C<:>, which is reserved as the path separator.
-(TBT)
+ファイルはディレクトリにアルファベット順に保管されます。
+ファイル名は 31 文字に制限され、null と、パス区切りとして予約されている
+C<:> 以外の任意の文字を含むことができます。
 
 =begin original
 
@@ -3758,12 +3729,11 @@
 プラットフォームに移植されています。
 AmigaOS, Atari MiNT, BeOS, HP MPE/iX, QNX, Plan 9, VOS のような
 一部のものは標準 Perl ソースコードキットとよく統合されています。
-You may need to see the
-F<ports/> directory on CPAN for information, and possibly binaries,
-for the likes of: aos, Atari ST, lynxos, riscos, Novell Netware,
-Tandem Guardian, I<etc.>  (Yes, we know that some of these OSes may
-fall under the Unix category, but we are not a standards body.)
-(TBT)
+Atari ST, lynxos, riscos, Novell Netware, Tandem Guardian I<など> の
+ようなものについての情報とおそらくバイナリを得るために CPAN の
+F<ports/> ディレクトリを見る必要があるかもしれません:
+(はい、これらの OS の一部は Unix カテゴリに入ることを知っていますが、
+私たちは標準の組織ではありません。)
 
 =begin original
 
@@ -5394,15 +5364,14 @@
 渡します。
 C<< > foo >> のようなリダイレクトは spawn したプログラムの
 ランタイムライブラリによって実行されます。
-C<system> I<list> will call
-the Unix emulation library's C<exec> emulation, which attempts to provide
-emulation of the stdin, stdout, stderr in force in the parent, providing
-the child program uses a compatible version of the emulation library.
+C<system> I<list> は Unix エミュレーションライブラリの C<exec>
+エミュレーションを呼び出し、子プログラムがエミュレーションライブラリの
+互換版を使っているなら、親の stdin, stdout, stderr をエミュレーションを
+提供しようとします。
 I<scalar> はネイティブなコマンドラインを直接呼び出し、子 Unix プログラムの
 エミュレーションは存在しません。
 これは状況によって B<異なります>。
 (S<RISC OS>)
-(TBT)
 
 =begin original
 
@@ -5713,7 +5682,7 @@
 確認できません; ハードウェア/ソフトウェアプラットフォームがレアなものか、
 これらのプラットフォームに対するアクティブな推進者がいないか、
 あるいはその両方が理由です。
-しかし以前は動いていたので、ぜひコンパイルしてみて、perlb****@perl***** に
+しかし以前は動いていたので、ぜひコンパイルしてみて、 perlb****@perl***** に
 問題点を知らせてください。
 
         3b1



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