[prime-dev: 227] Re: T-Code向けの変換機能

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Hiroyuki Komatsu komat****@taiya*****
2004年 1月 31日 (土) 06:16:22 JST


At Fri, 30 Jan 2004 11:38:33 +0900,
akira yamada wrote:
> > 「食欠→飲」の変換は、T-Code の場合、どのような UI になっている
> > のでしょうか。キーストロークを教えていただけますか?
> 
> 前置型と後置型の二種類あります。
> 違うのはきっかけとなるキーストロークを前にもってくるか
> 後にもってくるかが違います。
> 
>   「飲」の場合:
>     前置型: ストローク: jf.,zq
>             画面表示:   ▲食欠(→)飲
>     後置型: ストローク: .,zq77
>             画面表示:   食欠  (→)飲
> 
> 前置型の場合は「jf」が、後置型の場合は「77」が
> 変換のためのストロークとなります。
> ただしこれは設定で入れ換えることが可能で、
> 後置型をよく使う人の中にはストロークを
> 入れ換えて(jfで後置型、77で前置型)いる人が
> 多いかもしれません。


現状の枠組みですと、上記のような「多段プリエディット (小松の造語)」には
対応していないので tc の使い勝手をそのままにというわけにはいかないと
思います。

多分、一番素直な方法は「読み=食欠 漢字=飲」という辞書を用意すること
だと思います。ただこの場合、「炭酸飲料」と入力しようとしても「炭酸」と
「飲」,「料」に分けて入力する必要が生じてしまいますけども。

また、多段プリエディットを実現するまえに、多段予測を先に実現したいと
思っています。


> なお、多段の部首変換も可能です。
> たとえば「鵜」という字なら以下のようになります。
> 
>     前置型: ストローク: jfjf.tq,        8a
>             画面表示:   ▲▲第竹(→)▲弟鳥(→)鵜
> 
>     後置型: ストローク: 8a.tq,77        77
>             画面表示:   鳥第竹  (→)鳥弟  (→)鵜
>       
> 「鵜」の部合ですと「第 - 竹→弟」と「弟 + 鳥→鵜」の
> 組み合わせと定義されていますので、
> 合成の順番が重要になってきます。
> たとえば後置型で「竹第鳥」と入力すると
> 「焉」になります(第 + 鳥→篶、篶 - 竹→焉)。

なんか、すごいですね。ポーランド式文字入力?

-- 
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