[Pythonjp-checkins] [python-doc-ja] push by nozom.kaneko - 訳語の統一、訳文の分かりにくい箇所の修正など (査読希望) on 2011-02-20 07:44 GMT

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pytho****@googl***** pytho****@googl*****
2011年 2月 20日 (日) 16:45:27 JST


Revision: e97b9ff41f
Author: Nozomu Kaneko <nozom****@gmail*****>
Date: Sat Feb 19 23:42:55 2011
Log: 訳語の統一、訳文の分かりにくい箇所の修正など (査読希望)
http://code.google.com/p/python-doc-ja/source/detail?r=e97b9ff41f

Modified:
  /tutorial/errors.rst

=======================================
--- /tutorial/errors.rst	Thu Feb 17 09:53:57 2011
+++ /tutorial/errors.rst	Sat Feb 19 23:42:55 2011
@@ -22,8 +22,8 @@
  .. Syntax errors, also known as parsing errors, are perhaps the most  
common kind of
  .. complaint you get while you are still learning Python:

-構文エラーは構文解析エラー (parsing error) としても知られており、まだ  
Python
-を学習中なら、おそらくもっともよく受け取る種の文句でしょう:
+構文エラーは構文解析エラー (parsing error) としても知られており、おそらくあ 
なたが Python
+を学習中に受け取るもっともありがちな種類の文句でしょう:


  ::
@@ -42,9 +42,9 @@
  .. (``':'``) is missing before it.  File name and line number are printed  
so you
  .. know where to look in case the input came from a script.

-パーサは違反の起きている行を繰り返し、小さな '矢印' を表示して、
+パーサは違反の起きている行を繰り返し、小さな「矢印」を表示して、
  違反の起きている行中でエラーが検出された最初の位置を示します。エラーは矢印 
の *直前の*
-トークンでひき起こされています (または、少なくともそこで検出されています)。 
上述の例の中では、エラーは :keyword:`print`
+トークンでひき起こされています (または、少なくともそこで検出されています)。 
上記の例の中では、エラーは :keyword:`print`
  で検出されています。コロン (``':'``) がその前に無いからです。入力がスクリプ 
トから来ている場合は、どこを見ればよいか分かるように
  ファイル名と行番号が出力されます。

@@ -62,8 +62,8 @@
  .. programs, however, and result in error messages as shown here:

  たとえ文や式が構文的に正しくても、実行しようとしたときにエラーが発生するか 
もしれません。実行中に検出されたエラーは *例外 (exception)*
-と呼ばれ、常に致命的とは限りません: Python プログラムで例外をどのように扱う 
かは、
-すぐに習得することでしょう。ほとんどの例外はプログラムで処理されず、以下に 
示されるようなメッセージになります:
+と呼ばれ、常に致命的とは限りません: Python プログラムで例外をどのように扱う 
かをこれから学んでいきます。
+ほとんどの例外はプログラムで処理されず、以下に示されるようなメッセージにな 
ります:


  ::
@@ -268,8 +268,8 @@
  .. exception's *argument*. The presence and type of the argument depend on  
the
  .. exception type.

-例外が発生するとき、例外に関連付けられた値を持つことができます。この値は例 
外の例外の *引数 (argument)* としても知られています。
-引数の有無と引数の型がどうなっているかは例外の型に依存します。
+例外が発生するとき、例外は関連付けられた値を持つことができます。この値は例 
外の *引数 (argument)* としても知られています。
+引数の有無および引数の型は、例外の型に依存します。


  .. The except clause may specify a variable after the exception name (or  
tuple).
@@ -286,7 +286,7 @@
  .. One may also instantiate an exception first before raising it and add  
any
  .. attributes to it as desired.

-例外をraiseする前にインスタンス化をするときだけでなく、必要に応じて属性を追 
加できます。
+必要なら、例外を送出する前にインスタンス化して、任意の属性を追加できます。


  ::
@@ -311,15 +311,16 @@
  .. If an exception has an argument, it is printed as the last part  
('detail') of
  .. the message for unhandled exceptions.

-処理されない例外の場合、例外が引数を持っていれば、メッセージの最後の ('詳細 
説明の') 部分に出力されます。
+例外が引数を持っていれば、それは処理されない例外のメッセージの最後の部分  
(「詳細説明」) に出力されます。


  .. Exception handlers don't just handle exceptions if they occur  
immediately in the
  .. try clause, but also if they occur inside functions that are called  
(even
  .. indirectly) in the try clause. For example:

-例外ハンドラは、try 節でじかに発生した例外を処理するだけではなく、その try  
節から呼び出された関数の内部で発生した例外も処理します
-(間接的に呼ばれていてもです) 。例えば:
+例外ハンドラは、 try 節の直接内側で発生した例外を処理するだけではなく、
+その try 節から (たとえ間接的にでも) 呼び出された関数の内部で発生した
+例外も処理します。例えば:


  ::
@@ -344,7 +345,7 @@
  .. The :keyword:`raise` statement allows the programmer to force a  
specified
  .. exception to occur. For example:

-:keyword:`raise` 文を使うと、プログラマは指定した例外を強制的に送出させられ 
ます。例えば:
+:keyword:`raise` 文を使うと、プログラマは指定した例外を強制的に送出すること 
ができます。例えば:


  ::
@@ -371,8 +372,8 @@
  .. handle it, a simpler form of the :keyword:`raise` statement allows you  
to
  .. re-raise the exception:

-例外が発生したかどうかは判定したいが、その処理を行おうとは思っていない場 
合、単純な形式の :keyword:`raise` 文を使って例外を再送出させることが
-できます:
+例外が発生したかどうかを判定したいだけで、その例外を処理するつもりがなけれ 
ば、
+単純な形式の :keyword:`raise` 文を使って例外を再送出させることができます:


  ::
@@ -429,7 +430,7 @@
  .. replaces the default behavior of creating the *args* attribute.

  この例では :class:`Exception` のデフォルト :meth:`__init__` がオーバーライ 
ドされています。新しいふるまいでは、単に
-*value* 属性を作ります。これはデフォルトの *args* 属性を作成するふるまいを 
置き換えています。
+*value* 属性を作ります。これは、デフォルトの *args* 属性を作成するふるまい 
を置き換えています。


  .. Exception classes can be defined which do anything any other class can  
do, but
@@ -441,7 +442,7 @@

  例外クラスでは、他のクラスができることなら何でも定義することができますが、 
通常は単純なものにしておきます。たいていは、いくつかの
  属性だけを提供し、例外が発生したときにハンドラがエラーに関する情報を取り出 
せるようにする程度にとどめます。
-複数の別個の例外を送出するようなモジュールを作成する際には、そのモジュール 
で定義されている例外の基底クラスを作成するのが一般的なならわしです:
+複数の別個の例外を送出するようなモジュールを作成する際には、そのモジュール 
で定義されている例外の基底クラスを作成するのが一般的なプラクティスです:


  ::
@@ -481,7 +482,7 @@
  .. Most exceptions are defined with names that end in "Error," similar to  
the
  .. naming of the standard exceptions.

-ほとんどの例外は、標準の例外の名前付けと同様に、 "Error,"  で終わる名前で定 
義されています。
+ほとんどの例外は、標準の例外の名前付けと同様に、 "Error" で終わる名前で定義 
されています。


  .. Many standard modules define their own exceptions to report errors that  
may
@@ -495,8 +496,8 @@

  .. _tut-cleanup:

-後片付け動作を定義する
-======================
+クリーンアップ動作を定義する
+============================

  .. The :keyword:`try` statement has another optional clause which is  
intended to
  .. define clean-up actions that must be executed under all circumstances.   
For
@@ -532,11 +533,11 @@

  *finally 節 (finally clause)* は、 :keyword:`try`
  節で例外が発生したかどうかに関係なく常に :keyword:`try` 節のあとに実行され 
ます。
-:keyword:`try` 節の中で例外が発生して、 :keyword:`except` 節でハンドルされ
+:keyword:`try` 節の中で例外が発生して、 :keyword:`except` 節で処理され
  ていない場合、または :keyword:`except` 節か :keyword:`else` 節で例外が発生 
した場合は、 :keyword:`finally`
  節を実行した後、その例外を再送出します。 :keyword:`finally` 節はま 
た、 :keyword:`try` 節から :keyword:`break`
  文や  :keyword:`continue` 文、 :keyword:`return` 文経由で抜ける際にも、 "抜 
ける途中で" 実行されます。
-より複雑な例です (:keyword:`except` 節や :keyword:`finally` 節が同 
じ :keyword:`try` 文の中にあっても Python 2.5 と同じように動作します):
+より複雑な例です (:keyword:`except` 節や :keyword:`finally` 節が同 
じ :keyword:`try` 文の中にあって、 Python 2.5 以降で動作します):


  ::
@@ -570,8 +571,8 @@
  .. :keyword:`except` clause and therefore re-raised after  
the :keyword:`finally`
  .. clause has been executed.

-見てわかるとおり、 :keyword:`finally` 節はどの場合にも実行されています。文 
字列を割り算することで発生した  :exc:`TypeError` は
-:keyword:`except` 節でハンドルされていませんので、 :keyword:`finally` 節実 
行後に再度raiseされています。
+見てわかるとおり、 :keyword:`finally` 節はどの場合にも実行されています。文 
字列を割り算することで発生した :exc:`TypeError` は
+:keyword:`except` 節で処理されていませんので、 :keyword:`finally` 節実行後 
に再度送出されています。


  .. In real world applications, the :keyword:`finally` clause is useful for
@@ -579,21 +580,21 @@
  .. of whether the use of the resource was successful.

  実世界のアプリケーションでは、 :keyword:`finally` 節は(ファイルやネットワー
-ク接続などの)外部リソースを利用の成否にかかわらず開放するために便利です。
+ク接続などの)外部リソースを利用の成否にかかわらず解放するために便利です。



  .. _tut-cleanup-with:

-定義済み完了処理
-================
+定義済みクリーンアップ処理
+==========================

  .. Some objects define standard clean-up actions to be undertaken when the  
object
  .. is no longer needed, regardless of whether or not the operation using  
the object
  .. succeeded or failed. Look at the following example, which tries to open  
a file
  .. and print its contents to the screen.

-オブジェクトのなかには、その利用の成否にかかわらず、不要になった際に実行さ 
れる標準的な完了処理が定義されているものがあります。
+オブジェクトのなかには、その利用の成否にかかわらず、不要になった際に実行さ 
れる標準的なクリーンアップ処理が定義されているものがあります。
  以下の、ファイルをオープンして内容を画面に表示する例をみてください:


@@ -609,9 +610,9 @@
  .. :keyword:`with` statement allows objects like files to be used in a way  
that
  .. ensures they are always cleaned up promptly and correctly.

-このコードの問題点は、このコードが実行されてから、ファイルをいつまで openし 
たままでいるかわからないことです。
+このコードの問題点は、コードが実行された後に不定の時間ファイルを open した 
ままでいることです。
  これは単純なスクリプトでは問題になりませんが、大きなアプリケーションでは問 
題になりえます。 :keyword:`with` 文はファイルのようなオブジェクトが
-常に、即座に正しく完了されることを保証します。
+常に、即座に正しくクリーンアップされることを保証します。


  ::
@@ -625,5 +626,5 @@
  .. problem was encountered while processing the lines. Other objects which  
provide
  .. predefined clean-up actions will indicate this in their documentation.

-文が実行されたあと、行の処理中に問題があったかどうかに関係なく、ファイル  
*f* は常にcloseされます。他の定義済み完了処理をもつオブジェクト
+この文が実行されたあとで、たとえ行の処理中に問題があったとしても、ファイル  
*f* は常に close されます。他の定義済みクリーンアップ処理を持つオブジェクト
  については、それぞれのドキュメントで示されます。




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