るつぼ - Ruby実験室

xzユーティリティに含まれるliblzmaのRubyバインディングです。

gemパッケージになっており、『gem install liblzma-0.3.gem』でビルド、インストールが完了します。

MinGW32およびFreeBSD 9.1R i386で動作確認を行っています。

MinGW32向けにはバイナリパッケージも用意してあります (もしかしたらruby-mswin32でも動作するかもしれません)。

FreeBSD 9.1R i386 上では標準コンパイラであるGCCのほかにllvm clangでもビルド可能なことを確認してあります。

== liblzma-0.2 からの変更点

- ruby-2.0.0 (rc2) に対応。
- LZMA.encode / LZMA.decode / LZMA.raw_encode / LZMA.raw_decode を呼んだ場合、ガーベージコレクションが発生するまでメモリを占有していた問題を修正。
- LZMA::Utils.crc64 が戻り値として下位4バイトのみになっていた問題を修正。
- 最上位モジュール名を LZMA から LibLZMA に変更。
- 後方互換のために require した段階で LZMA が未定義の場合はこれを定義。
- そのほか細かな変更・修正。

== mingw32 コンパイル済みパッケージに特有の変更点

- liblzma-5.dll を必要としなくなった (スタティックリンクした)。
- gem パッケージひとつで ruby-1.9.3 / ruby-2.0.0 (rc2) の両方に対応。