Takashi Nakamoto
blued****@bpost*****
2006年 12月 11日 (月) 10:49:05 JST
中本です。 Takashi Nakamoto <blued****@bpost*****> wrote: > 中本です。 > > Takuro Ashie <ashie****@homa*****> wrote: > > > 足永です。 > > > > Helperを使った開発ネタをもう一個投入しておきます。 > > > > たまに「SCIMのツールバーが邪魔、かと言って消してしまうとモードがわからな > > くて不便」という意見を見かけます。 > > > > そこで、scim-anthy等、IMEngine側でもシステムトレイにアイコンを出してあげ > > ると、SCIMのツールバーを消しておいても入力モードを確認できて便利です。 > > > > 実装としては、scim-anthyならばsrc/scim_anthy_helper.cppでGtkStatusIconを > > 出して、モードを同期するメッセージを飛ばしてやるだけです。もし興味があっ > > たら、やってみると面白いんじゃないかと思います > 中本さん > > なるほど。 > 用例を表示できるようにしたら、次にやってみます。 # 経過報告 SCIM のヘッダに gtk/scimtrayicon.h (ScimTrayIcon) なるものを発見しまし た。これを使ってテストプログラムを書いてみたのですが、そこそこ使えます。 libegg のものを流用していると書いてあるので、 GtkStatusIcon と同じような ことが実現できます。 GtkStatusIcon ほど多くの関数を提供してくれていない ので、ちょっと不便ですが ScimTrayIcon を使ってみます。 というのも、 GtkStatusIcon を使うと Gtk+ のバージョンが 2.10 以上でな ければならなくなるので、古いデスクトップにはちょっときついかもしれない と思ったからです。ディストロウォッチで調べてみたら、だいたいどのディス トリビューションも最新のバージョンでは、 Gtk 2.10 を使っているみたいな ので問題ないかもしれませんが、少なくとも私の使っている Debian sid では まだ 2.8 なので。 それに、基本的にはどっちも同じものなので、GtkStatusIconが使いたくなっ たら s/scim_tray_icon/gtk_status_icon/g でいつでも変えることができると 思います。というわけで、とりあえずは SciTrayIcon 使って実装してみます。 # 早ければ今週中、遅ければ来年 ちなみに、src/scim_anthy_setup.cppを読むのがしんどいので、設定画面につ いては足永さんに任せます。覚えておいてくださいね。 -- 中本 崇志 (Takashi Nakamoto) E-mail: blued****@bpost***** Blog: http://bd.tank.jp/diary/