新たにSorMap V0.3.0を公開いたしました。 今回はバグフィックスではなく機能拡充です。
追加/修正された機能
SQLInterfaceを作成する場合に、従来は「JDBCQueryHandler」クラス を用いて生成しておりましたが、今回のバージョンで引き渡す引数が増えたため 生成方法にBuilderパターンを採用しました 本バージョンからはSQLInterfaceFactoryクラスを用いてSQLInterfaceを 生成してください。 ※この修正にともなって「JDBCQueryHandler」クラスを使用非推奨としました。 JDBCQueryHandlerを用いた場合は正常な動作を保障できませんので ご注意ください。
従来は各SQLInterfaceのメソッド実行がそれぞれ1つのトランザクションに所属して おりましたが、本バージョンからはユーザが柔軟にトランザクションを制御できるように なります。 具体的には、生のConnectionオブジェクトを用いてトランザクションの開始 (setAutoCommit = false)やコミット/ロールバックを手動で行えるようになりました。
・トランザクションのコミット/ロールバック ・トランザクションをコンテナ任せ(SQLInterface任せ)にした場合のINSERT/UPDATE/DELETE の実行完了のタイミングで特定のイベント配信を行うようになりました。 これによって、トランザクション同志の連携などを容易に行える用になります
トランザクションイベント発行型のJDBCドライバを追加しました。 本バージョンからは、簡単な接続文字列の変更のみでトランザクションイベント に対応したSQLConnectionを使用することができるようになります。
地味な機能ですが、SQLXMLにDDLを書けるようになりました。 これによって、SQLInterface経由で「CREATE TABLE」や「DROP TABLE」 などが実行できるようになりました。
※注意