[Tomoyo-dev 1005] Re: Ubuntu への TOMOYO の再提案

Back to archive index

Toshiharu Harada harad****@nttda*****
2009年 3月 16日 (月) 11:20:31 JST


原田です。

On 2009/03/14, at 17:07, Tetsuo Handa wrote:

>  熊猫です。
>
> hito さんは書きました:
>> これ↓(ないしStackable LSMの実現が必要という事実) 
>> は全員が
>> 共通見解として持っている気がしますが、
>>> security=tomoyo を指定しないと使えないことの方が、ユーザ 
>>> にとって大きな損失だと
>>> 考えているのです。ディストリビュータカーネルに非 LSM  
>>> 版が取り込まれれば
>>> ユーザにとっての損失はなくなります。
>
> TOMOYO 関係者の間では共通見解だと思います。カーネル開発者や 
> ディストリビュータや
> ユーザに対してこの見解を理解してもらえるかどうかが鍵です。
>
>> 今やるべきアクションアイテムというか、今後の方針としては、 
>> 以下だと
>> 思います。
>> ・最終ゴール:
>>   TOMOYOのフル機能を多くの環境で利用できるようにする。
>> ・ゴールへ向かう方法:
>>   各ディストリビュータにTOMOYOを取り込んでもらう。
>> ここは良いですよね?
>
> はい。
>
>> そして、自分や武田さんのように「とりあえずLSM版」と 
>> いう方向性は、
>> ・短期的目標:
>>  →LSM版を用いてTOMOYOの機能を布教する。
>>   これはTOMOYOのフル機能ではないが、布教用には必要 
>> 十分である。
>> ・短期的目標が達成された後の目標:
>>  →Stacklable LSMでも非LSM版でもいいが、何ら 
>> かの方法で非LSM版の
>>   TOMOYOの機能をMainline or ディストリビュー 
>> タパッチへ送り込む。
>> ・行動上の禁忌:
>>  →非LSM版を無理に押し込んで「ブラックリスト」に 
>> 載ってしまうような
>>   無理筋の行動は避ける。
>> というもののはずです。
>
> ここが疑問です。
> (組み込み系の人たちを含めて)ユーザは「メインラインに入っ 
> ているものしか
> 使わない」と言っており、 TOMOYO をメインラインに入れ 
> るために LSM 版を
> 作りました。しかし、ユーザは「たとえ非 LSM 版がメイン 
> ラインに入ったとしても
> LSM 版でないと使わない」とは言っていません。それなのに、熊 
> 猫以外の意見は
> 「非 LSM 版はいかなる理由であれ送り込まない」と決めつ 
> けているように
> 思えるのです。果たして、

自分の見解としては、
・もちろん機能は多いほうが良い
・Ubuntuの中の人が、賛同、理解してくれるなら大歓迎 (^O^)/
ですが、
・今の状況であまりうまくいく気がしません(ここでこれだけ
 もめる話が、Ubuntuの中の人には歓迎される理屈が見つか 
りません)
・もめることによって、TOMOYOのマージ自体が見直しになったら
 今までの努力が・・・(みんな半田さんがここを無視して行動しようと
 しているように見えるので、なんとなくバトルモードになっている
 気がします)

> (1) LSM スタッキングが実装されないという結論になった
> (2) LSM スタッキングが実装されないままずっと放置された
> (3) LSM フックの追加が認められないことで非 LSM 版の機能を  
> LSM 版に移植できない
> の何れかの問題が生じたとき、非 LSM 版を提案することを  
> TOMOYO の関係者は
> 容認できますか?

フル機能を早くUbuntuで使えるようにするについて、ここを 
読んでいる人で
反対する人はいないでしょう。(みな、本当は半田さんの「仲間」です)
要は、勝ち目があるかないかだと思います。
勝ち目がない上に、リスクが強大、超絶な状況だと思っています。

>> 少なくとも自分は(たぶん武田さんも)、
>> 『非LSM版を用いたチャレンジを「今」行うことは、「将来」
>> 非LSM版でチャレンジすることに致命的なマイナス要素を
>> もたらすものではなく、確実にプラスになる。多少のマイナスは
>> あるが、許容範囲である』(命題A)と考えています。
>
> 上に書いたとおり、将来「非 LSM 版」でチャレンジする覚 
> 悟がありますか?
> 覚悟があるなら(命題A)は熊猫にとっても「真」です。
> 覚悟がないなら、命題Aは「偽」です。

覚悟があればいいという問題ではないと思いますが(笑)、
もちろん覚悟はありますよ。
メインラインは通過点、スタートに過ぎず、最終目的地
(パンダ用語でいう「はにゃーん化計画」はまだ始まったばかりです、
ていうかまだ始まってないので、とりあえずは始めさせてください 
(泣))

--
原田季栄
harad****@nttda*****




tomoyo-dev メーリングリストの案内
Back to archive index