[tomoyo-users 882] Re: 皆で行こう! TOMOYO Linux 有償講習会 千葉県幕張 2011 年 9 月

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kazuk****@yahoo***** kazuk****@yahoo*****
2011年 8月 15日 (月) 02:18:44 JST


原田さん、

窪寺です。
ポリテクの講習会の件です。
またまた、よろしくおねがいします。

> Linux <--> Apache <--> Tomcat <--> DB
> Linux <--> Apache <--> PHP <--> CMS等 <--> MySQL
> この様な場合のTOMOYOの設定の仕方を、講義の中で取り上げて頂けるでしょう
か


> ここで、「複数のプロセスが連携するときの設定の仕方」について、
> もう少し説明いただけませんか?

複数のプロセスが連携とは、大仰な書き方をし、誤解を招くことに
なりました。済みません。プロセスが、「連携」するのではなく、
データを「順に渡していく」だけですね。

極々普通なWebアプリケーションの事です。大半のWebアプリは、Java系か
PHP系だと思います。どちらでも、TOMOYOでやることは同じでしょうから、
Java系で説明します。

ブラウザーから送られてきたデータをデータベースに格納する場合であれば、
まず、Linuxの上で、Apacheが動いていて、データを受けとる。
ApacheがJavaのアプリケーション・サーバーにデータを引き渡す。
(その具体例として、Tomcat)
Javaのプログラムがデータを加工、整理のうえ、データベースに
データを引渡し、保存する。

データを表示する場合であれば、リクエストをうけて、
データベースからデータを取り出し、
アプリケーション・サーバーが加工し、Apacheがデータを
送り返す。(非常にざっくりですが)

この様なWebシステムが一般的だと思います。このようなシステムをTOMOYOで守ろ
うと思ったときに、

Apacheを使うときのTOMOYOの設定、
アプリケーション・サーバーに対するTOMOYOの設定、
データベースに対するTOMOYOの設定
が必要になると思います。
このときのトータルでの設定の仕方を知りたいと思うのです。

このような場合のTOMOYOの設定方法を講義で取り上げて頂けますか。
あるいは、これに近い場合のものでも結構です。


余談になりますが、SELinuxでデータベースのMySQLを保護する場合、MySQLの全て
のプロセスがどんな振舞をするか理解した上で、ポリシーを書かないといけない
と思うのですが、TOMOYOの場合、学習モードで動かせば、簡単に設定できるそう
なので、この点で期待しています。


> ・プロジェクトのwebや記事などいろいろ書いたが、概念、導入までで
>  終わっている。
> ・本当はその先を書きたいが、それには実際のユーザが必要だ。

確かに、仰る通りだと思います。
具体的場面に対応したマニュアルや書籍があればいいと思います。


> 道具のプロは、要求に応え道具を進化させることにコミットして
> いますが、道具のプロはユーザのプロではなく、またなれません。
> 半田さんは、TOMOYOという道具をより良くすること、それを
> 役立つものにすることについて、心血を注いでいますが、そのためには
> 道具を使いこなすユーザの存在が欠かせません。道具が進化し、
> 使われ役立つことにより、ユーザはやりたかったことができるようになり、
> 道具の造り手も幸せになります。この幸せなループの例は、
> 理想論ではなく、tomoyo-users-enに事例が見られます。

英語圏のユーザーの方が進んでいるみたいですね。


何度も済みませんが、
よろしくお願いします。




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