kazuk****@yahoo*****
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2011年 8月 15日 (月) 02:18:44 JST
原田さん、 窪寺です。 ポリテクの講習会の件です。 またまた、よろしくおねがいします。 > Linux <--> Apache <--> Tomcat <--> DB > Linux <--> Apache <--> PHP <--> CMS等 <--> MySQL > この様な場合のTOMOYOの設定の仕方を、講義の中で取り上げて頂けるでしょう か > ここで、「複数のプロセスが連携するときの設定の仕方」について、 > もう少し説明いただけませんか? 複数のプロセスが連携とは、大仰な書き方をし、誤解を招くことに なりました。済みません。プロセスが、「連携」するのではなく、 データを「順に渡していく」だけですね。 極々普通なWebアプリケーションの事です。大半のWebアプリは、Java系か PHP系だと思います。どちらでも、TOMOYOでやることは同じでしょうから、 Java系で説明します。 ブラウザーから送られてきたデータをデータベースに格納する場合であれば、 まず、Linuxの上で、Apacheが動いていて、データを受けとる。 ApacheがJavaのアプリケーション・サーバーにデータを引き渡す。 (その具体例として、Tomcat) Javaのプログラムがデータを加工、整理のうえ、データベースに データを引渡し、保存する。 データを表示する場合であれば、リクエストをうけて、 データベースからデータを取り出し、 アプリケーション・サーバーが加工し、Apacheがデータを 送り返す。(非常にざっくりですが) この様なWebシステムが一般的だと思います。このようなシステムをTOMOYOで守ろ うと思ったときに、 Apacheを使うときのTOMOYOの設定、 アプリケーション・サーバーに対するTOMOYOの設定、 データベースに対するTOMOYOの設定 が必要になると思います。 このときのトータルでの設定の仕方を知りたいと思うのです。 このような場合のTOMOYOの設定方法を講義で取り上げて頂けますか。 あるいは、これに近い場合のものでも結構です。 余談になりますが、SELinuxでデータベースのMySQLを保護する場合、MySQLの全て のプロセスがどんな振舞をするか理解した上で、ポリシーを書かないといけない と思うのですが、TOMOYOの場合、学習モードで動かせば、簡単に設定できるそう なので、この点で期待しています。 > ・プロジェクトのwebや記事などいろいろ書いたが、概念、導入までで > 終わっている。 > ・本当はその先を書きたいが、それには実際のユーザが必要だ。 確かに、仰る通りだと思います。 具体的場面に対応したマニュアルや書籍があればいいと思います。 > 道具のプロは、要求に応え道具を進化させることにコミットして > いますが、道具のプロはユーザのプロではなく、またなれません。 > 半田さんは、TOMOYOという道具をより良くすること、それを > 役立つものにすることについて、心血を注いでいますが、そのためには > 道具を使いこなすユーザの存在が欠かせません。道具が進化し、 > 使われ役立つことにより、ユーザはやりたかったことができるようになり、 > 道具の造り手も幸せになります。この幸せなループの例は、 > 理想論ではなく、tomoyo-users-enに事例が見られます。 英語圏のユーザーの方が進んでいるみたいですね。 何度も済みませんが、 よろしくお願いします。