Yumi Kitani
kitan****@nttco*****
2007年 11月 14日 (水) 10:04:50 JST
中居様 (CC:皆様) >> 今回、sync機能を使用するプロトコルモジュールの追加に伴い、 >> sync機能の見直しを考えております。 > > 0.6.0では共有メモリでsyncプロセスにデータを引き渡し、 > syncプロセスがそれぞれに共有を行う方式だったと思いますが、 > 今回はl7vsdの中で閉じる(=semaphoreのコストを嫌う)でよいのですね? はい、そうです。 > SSLSessionID情報は現状のprotocol_moduleでは扱えないと思うのですが、 > この情報を扱うmoduleを作成する、と言うことですかね。 はい、今回SSLSessionIDによるセッション管理モジュールの作成も考えております。 ただし現在、一部ブラウザ(IE等)ではSessionIDが定期的に変化してしまうため、 一部ブラウザでは対応できないという問題があります。 > 同期情報は0.6.0と同じようにudpで互いに送信しあうという > 構造でよいのですよね? はい、そうです。 > 初期状態 > UM1(ACT) -> UM2(SBY) > となって同期を行うと思いますが、ACTが死んだ場合 > UM2(ACT) > となると思います。ここでUM1がSBYで復帰してきた場合 > UM1(SBY) <- UM2(ACT) > と逆方向の同期になると思いますがどのように解決するのでしょうか? sync機能におけるACT/SBY判定はヴァーチャルサービスの有無で判断し、ACT時は 同期情報を送信、SBY時は受信する形にしたいと思います。 具体的には、以下のように考えております。 ・UM1(ACT) -> UM2(SBY) デフォルトでは両方SBY判定。UM1、UM2共に受信で待機。 UM1にヴァーチャルサービスを追加した時点でUM1にACT判定。同期情報の送信を始める。 ・UM2(ACT) UM2にヴァーチャルサービスが追加された時点でACT判定。受信から送信に切り替え。 ・UM1(SBY) <- UM2(ACT) UM1がSBYで復帰。同期情報の受信開始。 以上、宜しく御願い致します。 ----- Original Message ----- From: "nakai norihisa" <nakai****@yes*****> To: "Yumi Kitani" <kitan****@nttco*****> Cc: "ultramonkey-l7-develop" <ultra****@lists*****> Sent: Tuesday, November 13, 2007 5:30 PM Subject: Re: [Ultramonkey-l7-develop 66] sync機能につきまして > TO:木谷様 > CC:皆様 > > 中居です。 > よろしくお願いいたします。 > > 本文中にコメントしますね。 > >> 今回、sync機能を使用するプロトコルモジュールの追加に伴い、 >> sync機能の見直しを考えております。 > > 0.6.0では共有メモリでsyncプロセスにデータを引き渡し、 > syncプロセスがそれぞれに共有を行う方式だったと思いますが、 > 今回はl7vsdの中で閉じる(=semaphoreのコストを嫌う)でよいのですね? > >> syncが必要と考えている情報は、以下のものです。 >> ・Cookie Persistence Hash 情報 >> ・URL Persistence Active 情報 >> ・SSL Session ID 情報 >> ・QoSの重み値 >> ・sorry flag > > SSLSessionID情報は現状のprotocol_moduleでは扱えないと思うのですが、 > この情報を扱うmoduleを作成する、と言うことですかね。 > >> 複数モジュールの情報の同期に使用することから、同期情報が >> 入っているメモリをsyncで一括管理し、一定量ずつ定期的に >> 送受信を行うようにしたいと考えております。 > > 同期情報は0.6.0と同じようにudpで互いに送信しあうという > 構造でよいのですよね? > > ひとつだけ疑問があります。 > 初期状態 > UM1(ACT) -> UM2(SBY) > となって同期を行うと思いますが、ACTが死んだ場合 > UM2(ACT) > となると思います。ここでUM1がSBYで復帰してきた場合 > UM1(SBY) <- UM2(ACT) > と逆方向の同期になると思いますがどのように解決するのでしょうか? > > どうぞよろしくお願いいたします。 > >