Windows SDK から MSVC 2012 への移行
私はもともと Visual Studio 2012 を入れていたので、問題なくビルドできました。
念のために確認したことをまとめます:
scons は site_scons/site_tools/windowsSdk.py でレジストリを確認する。
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Microsoft SDKs\Windows\v7.1A] "InstallationFolder"="C:\\Program Files (x86)\\Microsoft SDKs\\Windows\\v7.1A\\" "ProductVersion"="7.1.51106"
コマンドプロンプトに PATH が通っていなくてもこのレジストリに基づいて Microsoft C++ コンパイラが呼び出される。
nvdajpmiscdep の jtalk を MSVC 2012 でビルドできるように修正しました。
主な作業は setenv-x86.cmd スクリプトの修正と、Open JTalk 1.05 の mecab に対するパッチです。
下記の記事を参考にしました:
http://neu101.seesaa.net/article/319890662.html
To ssh://git@bitbucket.org/nvdajp/nvdajpmiscdep.git aee8d33..6dfb9c1 master -> master
日本語チーム独自追加部分の MSVC 2012 移行を含んでいるので、マイルストーンを 2014.1jp に変更して、このチケットは完了とします。
本家 nvda-devel で下記の告知が行われました。
新しい C++ コンパイラを使わないと今後 NVDA のコンパイルができなくなる可能性が高いので、日本語チームのビルドも新しい環境に移行したいと思います。
As we have just moved to building parts of NVDA with MS VC 2012, this means that the minimum Operating System requirement for NVDA is now Windows XP Service Pack 2, or Windows Server 2003 Service Pack 1.
http://community.nvda-project.org/blog/NVDABuiltWithMSVC2012