サンプルコード (FileToFileのCamelサンプル) | 2012-03-13 17:34 |
documents (OSC2015沖縄セミナー資料) | 2015-07-09 11:48 |
pomを使ってCamelライブラリを自動的にダウンロードする開発方法
Eclipse (Kepler) を前提に記載しています
1.新規プロジェクトを作成
New Project で Maven Project を選択します
Create a simple project にチェックを入れます
Group Id はてきとうに my
(パッケージ名とか付けるといいかも)
Artifact Id もてきとうに HttpGet
(Artifact Id は Eclipse プロジェクトの名前になります)
2.設定(JDKのバージョン)
作成されたプロジェクトを右クリックを
JDKのバージョンをJDK7に設定します(JDK6でもOK)
3.Camelライブラリの追加
pom.xmlを開きます
Propertiesの欄に追加します
Name = camel.ver
Value = 2.12.1
Dependenciesタブを開きます
Dependenciesの欄に追加します
Group Id = org.apache.camel
Artifact Id = camel-core
Version = ${camel.ver}
(これで必要なライブラリは自動的にダウンロードされ、ビルドパスに設定されます)
(ライブラリのソースファイルもこの時点で入手できます。
プロジェクトを右クリック > Maven>Download Sources)
4.ログライブラリの追加
今回はログを標準出力しようと思うので、slf4j-simpleというライブラリを追加します
3の手順と同様にpomのDependenciesの欄に追加します
Group Id = org.slf4j
Artifact Id = slf4j-simple
Version = 1.6.6
このDependenciesの情報は下記から入手しています
http://mvnrepository.com/artifact/org.slf4j/slf4j-simple/1.6.6
5.お試し実装
下記の実装を試しに動かしてみます
結果として、コンソールにログが出力されました。
6.http送受信の設定
今回はcamel-http4のコンポーネントを使いたいと思います
pomに下記のDependenciesを追加しましょう
Group Id = org.apache.camel
Artifact Id = camel-http4
Version = ${camel.ver}
これでcamel-http4のコンポーネントが使えるようになりました。
7.実装
下記の実装を動かしてみます
初めてのCamel2-MyMain2
結果として、コンソールにログがでました。
StreamオブジェクトをStringオブジェクトに変換して再度実行してみます。
HTTPでアクセスした受信結果がコンソールに出力されていることがわかります。
このように、pomを使って色々なライブラリを使いまくりましょう!