pomを使ってCamelライブラリを自動的にダウンロードする開発方法

Eclipse (Kepler) を前提に記載しています

1.新規プロジェクトを作成
 New Project で Maven Project を選択します
 Create a simple project にチェックを入れます
 Group Id はてきとうに my
  (パッケージ名とか付けるといいかも)
 Artifact Id もてきとうに HttpGet
  (Artifact Id は Eclipse プロジェクトの名前になります)

2.設定(JDKのバージョン)
 作成されたプロジェクトを右クリックを  JDKのバージョンをJDK7に設定します(JDK6でもOK)

3.Camelライブラリの追加
 pom.xmlを開きます
 Propertiesの欄に追加します
  Name = camel.ver
  Value = 2.12.1
 Dependenciesタブを開きます
 Dependenciesの欄に追加します
  Group Id = org.apache.camel
  Artifact Id = camel-core
  Version = ${camel.ver}
 (これで必要なライブラリは自動的にダウンロードされ、ビルドパスに設定されます)
 (ライブラリのソースファイルもこの時点で入手できます。
  プロジェクトを右クリック > Maven>Download Sources)

4.ログライブラリの追加
 今回はログを標準出力しようと思うので、slf4j-simpleというライブラリを追加します
 3の手順と同様にpomのDependenciesの欄に追加します
  Group Id = org.slf4j
  Artifact Id = slf4j-simple
  Version = 1.6.6
 このDependenciesの情報は下記から入手しています
  http://mvnrepository.com/artifact/org.slf4j/slf4j-simple/1.6.6

5.お試し実装
 下記の実装を試しに動かしてみます

 結果として、コンソールにログが出力されました。

6.http送受信の設定
 今回はcamel-http4のコンポーネントを使いたいと思います
 pomに下記のDependenciesを追加しましょう
  Group Id = org.apache.camel
  Artifact Id = camel-http4
  Version = ${camel.ver}
 これでcamel-http4のコンポーネントが使えるようになりました。

7.実装
 下記の実装を動かしてみます
   初めてのCamel2-MyMain2  結果として、コンソールにログがでました。
 StreamオブジェクトをStringオブジェクトに変換して再度実行してみます。
 HTTPでアクセスした受信結果がコンソールに出力されていることがわかります。


このように、pomを使って色々なライブラリを使いまくりましょう!