その他の主なバッファ操作関数群

  • mark_buffer_dirty()
    • バッファの状態をDirty(遅延書き込み)状態にし、 lru_listBUF_DIRTYに繋ぎ直す。
    • システム上にDirtyなバッファが多くなったら、 kflushデーモンを起動する(balance_dirty関数)。
  • mark_buffer_clean()
    • Dirtyなバッファに対してのみこの操作が有効。
    • バッファの状態のDirtyビットを落し、 適切なlru_list[]に繋ぎ直す。 ロックされたバッファならlru_listBUF_LOCKEDにリンクされる。
  • mark_buffer_uptodate()
    • バッファを有効状態にする。 バッファの内容が利用可能であることを示す。
  • lock_buffer()
    • 指定されたバッファをI/O用にロックする。
  • unlock_buffer()
    • 指定されたバッファのI/O用ロックを解除する。
  • buffer_uptodate()
    • バッファの内容が有効であるかをチェック(そのバッファの内容を 利用可能かどうか?) バッファの入れ物だけで中身が不定のことがある。
  • buffer_dirty()
    • バッファがDirtyであるかいなかのチェック
  • buffer_locked()
    • バッファがI/O中でロックされているかのチェック
  • refile_buffer()
    • 指定されたバッファを適切なlru_list[]の中にリンクする。
  • find_buffer()
    • ハッシュの中から目的のバッファを検索
  • get_hash_table()
    • ハッシュの中から目的のバッファを検索、確保する
  • set_writetime()
    • バッファに書き込み時間を設定。この値はbdflush処理時の 目安として利用される。
  • bforget()
    • バッファを無効化し、ハッシュから切り離す。切り離したバッファは、 lru_listBUF_CLEANの先頭にリンクされる。バッファ解放処理が 行われたとき、最優先で解放される。
  • bforget()
    • バッファを無効化し、ハッシュから切り離す。切り離したバッファは、 バッファのフリーリストfree_list[]にリンクされる。

(NIS)HirokazuTakahashi
2000年06月11日 (日) 22時29分57秒 JST
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