[JM:00697] Re: cups の manpages

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nabet****@caldr***** nabet****@caldr*****
2012年 6月 7日 (木) 07:29:17 JST


鍋太郎です。

On Wed, 06 Jun 2012 21:17:32 +0900 (JST)
長南洋一 <cyoic****@maple*****> wrote:

> 鍋太郎さんのメールより [JM:00686]
> > 
> > どうやらパッチファイルでのみ管理されているようで、
> > Debianのcupsパッケージ管理用リポジトリに以下のファイルでありました。
> > 
> > http://anonscm.debian.org/loggerhead/pkg-cups/cups/debian-trunk/annotate/head:/debian/patches/manpage-translations.patch

> > #このやり方では、翻訳の追加とか更新とか誰がどうやるんだろうと思いますけど……
> 
> 情報、ありがとうございます。cups-1.5.3/man/po4a/po/{de,fr}.po を見ると、
> 
>   "Language-Team: de <debia****@lists*****>\n"
>   "Language-Team: French <debia****@lists*****>\n"
> 
> などとなっていますから、debian の翻訳チームが作ったもののようですね。

poファイルの作成は各翻訳チームなのでしょうが、
それを最終的に1つのパッチファイルに(po4aの管理ファイルともども)まとめているので、
おそらくcupsメンテナの負担が大きいのではないかと想像します。
#原文ないし翻訳のどこかに更新があれば、そのパッチファイル全体を作りなおすことになるので

> これは、すべての manpage を大きな一つの po ファイルにまとめていますが、
> このやり方は本当に便利で、合理的なのでしょうか。確かに、管理には便利で
> しょうし、いくつかの manpage に共通するパラグラフは、一回訳せば
> (改訂すれば) すみます。しかし、文脈の見通しは確実に悪くなるので、
> 翻訳者にとって、本当に合理的なのだろうか、と考えてしまいます。

poの考え方として、基本的に同じ原文は同じ訳文にするというのがあると思います。
なので、原文は同じだけれど、訳文を変えたいという場合には、対応できないのでしょう。
ただ、上記のmanpageで1つのpoファイルにしているということは、
「同じ原文は同じ訳文にする」という制限を受け入れた上で、
もっとユニークな内容を訳すところに注力しているのだと思います。

> あまりファイルが大きいと、翻訳する気がそもそも萎えますし。
これはそのとおりだと思います。
やってるうちに心が折れそうになります。

全部まとめることもできますが、適度に分割してもいいと思います。
一応、po4aコマンドにも「分割モード」があって、
原文単位にpoファイルを分割してくれる機能があります。
#一旦訳文をまとめて、重複は同じ訳を割り当ててから生成することになります。


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 倉澤 望(鍋太郎)
 KURASAWA Nozomu (nabetaro)  <nabet****@caldr*****>
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