On Mon, May 3, 2021 at 11:34 AM matsuand <michio_matsu****@yahoo*****> wrote: > > matsuand と申します。 > > まだまだお話についていけていないと思いますが、 > 思いついたことを記します。 > > po4a 利用にあたってバージョンの違いが問題になったような > 過去メールを拝見しました。私の趣向としては、 > 当プロジェクトの開発担当者は po4a の一定バージョン、 > あるいは最新バージョンを、自ビルドして利用することを > 推奨した方がよいと思いました。バージョン違いによる対処 > が減らせる方向に動けるかなと感じたからです。 「一定」バージョンを利用というか、このバージョンで動作していた、というのを 「はっきり」させておいた方がよいと点には同意です。 その「一定」バージョンを、JM 全体で一律にすべきか、また最新バージョンに すべきかは、疑問に思う点もあります。 あるときの最新バージョンは、時間が経てば最新バージョンではなくなるので、 最新バージョンというのははっきりしているようで曖昧なものです。 こう思う背景は、いくつかあります。 すべてのパッケージが常に翻訳活動が行われているわけではありません。 そのため、あるパッケージの作業が行われたときに、最新の po4a を使っていたとしても、 作業が終わってしばらく経つと、その時点での最新の po4a ではうまく処理できないこと があっても不思議ではありません。一方で、ある別のパッケージを翻訳しようとした際に その作業者に(かなり古いバージョンの場合)古いバージョンの po4a を押し付けるのもお門違いです。 JM では CI/CD を動かしているわけではないので、常に新しいバージョンの po4a での 動作確認を行うことはできていません。何か作業を行おうとしたときに気付くのが やっとです。そのときに、その時点で利用できるバージョンの po4a を使って扱えるように 対応するか、過去に作業したときのバージョンを使って当座をしのぐことになると思います。 > そもそも po4a は Debian 内で作られたツールではなかったか > と記憶しています。他ディストリビューションでは > 自ビルドを余儀なくされるのではないでしょうか...? 由来は Debian ですが、それだけでビルドが必要というのは早計に思います。 今では、 Debian/Ubuntu はもとより、OpenSUSE や Fedora でもパッケージが ありますし、私個人は MacOS X 上で作業することも多いのですが、 brew でも po4a は利用できます。 上の方で述べた理由から、私はディストリビューションで利用可能なバージョンを使うのでも いいと思っています。最新版をビルドして使ったとしても、 それはあくまでそのときは最新版だったというだけなので。 > 今は思いつきだけですが、ビルド方法をホームページに記載 > すべきであるような話に進行するのであれば、手順書きを > 引き受けます。 > > ついでの話になりますが、最近 linuxjm の git clone を > 入手し、ビルドを行ってみました。過去メールにあったような > git submodule の perkamon(?) が統合された後のソース環境 > です。ビルドは通りました。ただしその先、試しに > 「fuzzy つぶし」を行ってみて、再ビルドすると po4a 処理が > うまくできませんでした。私は自ビルドした po4a を用いて > いますが、バージョンは現状最新の 0.63 です。それが原因 > なのかもしれませんが、まだよくわかりません。バージョンを > 0.5x などにするなどして、状況把握を兼ねて、いろいろ > 試していきます。 これは LDP man-pages の話でしょうか。 そうだとすると、最初の頃は po4a 0.57, 0.55, 0.52 で動作確認をしていて、 その後 po4a 0.62 でも動作するようにしました。 (commit e0d470275448c696a01225b0c2cfe013036e507a) おそらく po4a 0.63 で動かなかった理由も同じでしょう。 po4a 自体もバージョンが変わると、backward-compatibility のない変更が 入ることもそれなりにあるようです。 po4a のソースを見るなり、 機転を利かせて対処を見つけるなり、の対応が必要です。 ちなみに LDP man-pages に関していうと、 https://manpages-l10n-team.pages.debian.net/manpages-l10n/ といった 言語共通で翻訳の手間を減らそうという取り組みもあるようです。 詳細は見ていませんが、個別に努力するよりも、言語共通で取り組むという 姿勢は自分は好感を持っています。 > > あまり実のある話にはなっていませんが、以上です。 > > matsuand > michio_matsuyama AT yahoo DOT co DOT jp > > _______________________________________________ > linuxjm-discuss mailing list > linux****@lists***** > https://lists.osdn.me/mailman/listinfo/linuxjm-discuss -------------- next part -------------- HTMLの添付ファイルを保管しました... URL: <https://lists.osdn.me/mailman/archives/linuxjm-discuss/attachments/20210508/0545bf10/attachment-0001.html>