lxcficon.jpg LXCFとは

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LXCFとは

LXCF (LXC Facility) はホストOSのファイルツリーを使い、フルOS環境をLXCコンテナに生成します。

LXCは、とてもオーバーヘッドが小さく、起動時間も速い仮想環境です。
LXCはVMと比較してより多数の仮想環境を動作させられます。
cgroupと組み合わせ、LXCコンテナに割り当てるCPU%やメモリ割り当ても、動的に効率よく変更できます。
このようにLXCは、VMと比べてもとても大きなアドバンテージがあります。
しかし、LXCにはフルOS環境を手軽に構築する方法がありませんでした。
また、パッケージのアップデートをしながら長期間にわたり運用できるコンテナを作成する方法もありませんでした。

そこで、LXCのフルOS環境をホストのファイルツリーから高速に作成するLXCFを作成しました。
LXCFは、また、CPUやメモリやblkioなどのリソースの動的割り当て・更新をコントロールする機能も持ちます。
また、ホストから一括してLXCFコンテナのupdate作業を行える機能も持たせました。

これらを解決したことにより、LXCFは、DevOpsなWebシステムはもちろん、エンタープライズ業務のシステムなどのインフラシステムでさえもLXCコンテナで構築することが可能になります。

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