[MUSASHI-users 316] Re: xtasruleの使い方

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Yukinobu Hamuro hamur****@adm*****
2004年 6月 7日 (月) 14:02:54 JST


園部さん、羽室です。

あいまいな説明で申し訳ありませんでした。
園部さんの書いていただいたとおりのコマンドができれば素晴らしいですね。

ただ、アソシエーションルールのみをターゲットにしたグラフ描画でなく、一般的なグラフ構造の描画を考えてみてはどうでしょうか?
このあたりについては鷲尾先生の開発されたコマンドと大きく関わりがでてきますので
これまでの経過について少し話をさせていただきます。

鷲尾先生にはグラフマイニングのコマンド(pmmlagm)をMUSASHI上で既に実装いただいており、次期のバージョンにて公開予定です。
pmmlagmはグラフ構造のデータ(例えば化学式)を入力データとして、frequent sub-graphを出力します(間違いがあればご指摘下さい>鷲尾先生)。
鷲尾先生とも以前に話したのですが、
・MUSASHIではグラフについては全てPMMLをデフォルトのデータ構造とする。
・その他のデータフォーマットについては、PMMLに変換するコマンドを別途用意する。
という方式を採用しようと考えています。

ただ、PMMLはPredictive Model Markup Languageなので、pmmlagmの出力としては適していると思うのですが、入力データとして(グラフ構造そのものの記述言語として)
はPMMLとは別に規定(例えばXMLgraphと呼ぶ)すべきかとも思うのですが。>鷲尾先生どうでしょう?
たぶん、先生が定義されましたPMMLのGRAPHタグを抜き出した形になると思われます。

よってpmmlagmについては、
                      XMLtable -> (xt2xmlg)      -> XMLgraph
その他のグラフ記述フォーマット -> (変換コマンド) -> XMLgraph -> (pmmlagm)  -> PMML -> (showPMML with xmlg2svg) -> SVG embeded in HTML ?
                                                         +----> (xmlg2svg) -> SVG
といった流れになるのではないかと思います(括弧はコマンドを表す)。

長くなりましたが、言いたいことは、XMLgraphに対する描画をデフォルトにしたコマンド(xmlg2svg)を開発しておけば、アソシエーションルールだけでなくグラフ構造を
利用する様々な用途に利用できるのではないかということです。

−−−−−−−−−−−
鷲尾先生へ
先生の定義されたPMMLのDTDはございましたでしょうか?
またそのサンプルも園部さんに送っていただければ助かります。
(以前にいただいたソースにもありましたが、公開してよいものかどうかわかりませんでしたので。。。)
−−−−−−−−−−−

ちなみに、グラフ描画のオープンソースソフトと言えば、以下の2つが有名なようです。
http://www.research.att.com/sw/tools/graphviz/
http://www.caida.org/tools/visualization/otter/
graphvizはSVG出力も可能です。

よろしくお願いします。

sonobe kazuo さんは書きました:
>
>羽室先生 園部@こまがわ です。
>
>大きく勘違いしてたようなので、訂正します。
>次のようなコマンドを作ろうと思います。
>
>1) ターミナルから呼び出せる普通のコマンド
>2) 入力はxtasruleの出力(かそれを元にしたPMML形式)
>3) インタラクテイブな操作でグラフ構造の表示を変更できる
>4) 例えば、グラフ構造の画面上の配置、各種パラメータ(support,confidence,liftの閾値)
>5) 4)についてはこれから便利そうなのを考えます
>6) 任意の画面イメージをSVG形式で出力できる
>
>以上、またご相談することになると思いますが、よろしくお願いいたします。
>
>日曜日 06 6月 2004 03:16 午前、sonobe kazuo さんは書きました:
>> 羽室先生、園部@こまがわ です。
>> > グラフ表示についてですが、MUSASHIをSVGに完全に対応させていこうかと考えています(現在SVGの
>> > 勉強中です)。
>> > http://www.asahi-net.or.jp/~uf4k-nkjm/SVG/
>> > http://www.w3.org/TR/2001/REC-SVG-20010904/index.html
>> > ちなみにSVGのビューアーはブラウザにプラグインすることが可能で(例えばAdobe SVG viewer)、
>> > HTMLのembedタグで埋め込むことができ、MUSASHIを利用したWEB上での reportingに大きな可能性が
>> > 見えてきます(MUSASHI+PHP+SVG)。現在のところ、xtbar,xtpie,xtline,xtscatterというコマンド
>> > を作成し、グラフをSVGで出力しようと考えています。
>> >
>> > もし、グラフ構造の視覚化のコマンドなどができれば、それは素晴らしいなと考えています。
>> > 出力されたグラフの要素をドラッグしたりすることも可能なようなので、機能的にある程度満足のいく
>> > ものが実現可能だと考えています。とりあえずは、ノードとエッジを別ファイルで持たせ、それらを
>> > 入力にしてSVGを出力するコマンドなどが考えられると思います。また、既に鷲尾先生がグラフ構造を
>> > PMMLで記述するための仕様を作られていますので、それを入力データとして利用することもOKだと思い
>> > ます。
>> >
>> > よろしくお願いします。
>>
>> 「ビューアーにはSVG用のものを使って、PMMLで既述されたグラフ構造をSVGに変換する」
>> ということですね。もしくは「専用のビューアーを作るなら少くともブラウザにプラグイン
>> できるもの」ということでしょうか。
>
>
>-- 
>   / kazuo sonobe <fuja2****@bj8*****>
>☆ / 信号処理技術の解説ページ「蜂波の眼」作成中
>☆   <http://www009.upp.so-net.ne.jp/hachinami/>
>
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