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[基本機能]セマフォ

アプリケーション開発において、マルチスレッドで限られたリソースにアクセスする際に、同期制御を行う必要があります。
このように、限られたリソースに排他的にアクセスする機構をセマフォと呼びます。

セマフォ機能を抽象化したインタフェースがSemaphoreです。

関連するパッケージは、以下です。

• jp.ossc.nimbus.service.semaphore

アプリケーション向けインタフェース Semaphore

アプリケーション向けインタフェースSemaphoreを使った簡単なアプリケーションのサンプルを示します。

 import jp.ossc.nimbus.core.ServiceManagerFactory;
 import jp.ossc.nimbus.service.semaphore.Semaphore;
 
 // Semaphoreを取得
 final Semaphore semaphore = (Semaphore)ServiceManagerFactory.getServiceObject("Semaphore");
 
 try{
     // セマフォを獲得する
     if(semaphore.getResource()){
         // 正常処理をする
             ：
     }else{
         // リソース不足のためエラー処理をする
             ：
     }
 }finally{
     // セマフォを開放する
     semaphore.freeResource();
 }

実装サービスの一覧は以下のとおりです。

実装サービス	実装概要
jp.ossc.nimbus.service.queue.DefaultSemaphoreService	Semaphoreのデフォルト実装サービス