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Red Hat Enterprise Linux

2007年3月にリリースされたRed Hat Enterprise Linux 5には、1200個を超えるコンポーネントが含まれ、2年間にわたって開発が行われました。そのため、製品のあらゆる側面をカバーする膨大な数の新しい特長があります。Red Hat Enterprise Linux 5は、コストを削減と同時にコンピューティングインフラストラクチャ全体で運用の柔軟性を向上させるための手段を、CIOやIT管理者に提供します。

製品概要

2007年3月にリリースされたRed Hat Enterprise Linux 5には、1200個を超えるコンポーネントが含まれ、2年間にわたって開発が行われました。そのため、製品のあらゆる側面をカバーする膨大な数の新しい特長があります。Red Hat Enterprise Linux 5は、コストを削減と同時にコンピューティングインフラストラクチャ全体で運用の柔軟性を向上させるための手段を、CIOやIT管理者に提供します。

Red Hat Enterprise Linux 5 の仮想化

  • 仮想化は、すべてのサーバ製品で提供され、クライアント製品ではオプションで利用できます。
  • ストレージおよび拡張サーバ仮想化は、Red Hat Enterprise Linux Advanced Platformで提供されます。
  • Red Hat Networkは、仮想化をサポートしています。
  • virt-manager、libvirt/virsh管理ツール

カーネルとパフォーマンス

  • Linux 2.6.18カーネルベース
  • マルチコアプロセッサのサポート
  • 新しいハードウェアの幅広いサポート
  • Kexec/Kdumpにより提供されるクラッシュダンプ機能のアップデート
  • Intelのネットワークアクセラレータテクノロジ(IOAT)のサポート
  • 大規模SMPシステム向けの多数の機能拡張
  • パイプバッファリングの強化
  • IPv4/IPv6フラグメンテーションオフロードとバッファ管理
  • 動的に切り替え可能なキュー単位のI/Oスケジューラ
  • カーネルのバッファスプライス機能によるI/Oバッファ動作の向上

パッケージング
以前のRed Hat Enterprise Linux AS、ES、WS、およびRed Hat Desktopの各製品は、次の簡素化されたサーバおよびクライアント製品に置き換えられます。

  • Servers:
    • Red Hat Enterprise Linux Advanced Platform - Red Hat Enterprise Linux ASの後継製品
    • Red Hat Enterprise Linux - Red Hat Enterprise Linux ESの後継製品
  • Desktops:
    • Red Hat Enterprise Linux Desktop - Red Hat Desktop の後継製品
    • Red Hat Enterprise Linux Desktop Workstation オプション - Red Hat Enterprise Linux WS の後継製品

セキュリティ

  • SELinuxの機能拡張:すべてのサービスに対応したマルチレベルセキュリティやtargetedポリシーなど
  • SEtroubleshooter GUIによって、SELinuxの管理を簡素化
  • 統合されたディレクトリおよびセキュリティ機能
  • IPSecの機能拡張によって、セキュリティとパフォーマンスが向上
  • ExecShieldの機能拡張:コールフレームのCanaryワード、ハッカー防御の強化など
  • 新しい監査機能によって、強力な新しい検索/レポート作成とリアルタイムモニタリングを提供

ネットワーキングと相互運用性

  • ネットワークストレージの機能拡張:Autofs、FS-Cache、およびiSCSIのサポートなど
  • IPv6のサポートと準拠性の強化
  • Microsoftのファイル/プリントおよびActive Directory統合の強化

デスクトップ

  • デスクトップの機能拡張:設定ツール、アプリケーション、およびノートPCサポートのアップデート
  • Stateless Linuxの基本的な機能(X自動設定、NetworkManagerなど)
  • ディスクへのサスペンドなどの機能によるACPIサポートの強化
  • スマートカードログイン:PKI/Kerberos認証を使用
  • 統合されたマルチメディアサポート
  • プラグアンドプレイのハードウェアサポートの強化(カメラ、プリンタ、スキャナなど)
  • Network Managerにより有線および無線のネットワーク自動設定を提供
  • AIGLX/Compizを使用したグラフィックスの強化(フェーディング、透過性など)

開発環境

  • 強化されたアプリケーション開発ツール:SystemTapプロファイラ、Fryskデバッガなど
  • GCC 4.1およびglibc 2.4ツールチェーン

ストレージ

  • ルートデバイスのマルチパスIO(MPIO)のサポートにより可用性を強化
  • Red Hat Global File Systemの単一システム/ゲストバージョンをベース製品に組み込み
  • ブロックデバイスのデータ暗号化のサポート

管理

  • インストーラに数多くの改良を加えてシステム構成を簡素化
  • Red Hat Network用のYum/Pupベースのアップデータ
  • Congaクラスタおよびストレージ管理(Advanced Platformに付属)
製品カテゴリ システム基盤 > Linux
対象ユーザー エンドユーザー、SIer、xSP事業者、デベロッパー
ライセンス 各コンポーネントのライセンス
価格 年間サブスクリプション
RHEL:101,640円~
RHEL Advanced Platform:204,750円~
RHEL Desktop (Workstation):38,640円~
RHEL Desktop (Workstation + Multi-OS):45,150円~
サポート料金 価格に含む
提供企業 レッドハット
問い合わせ先 TEL:03-5798-8500
Webフォーム:https://rh-entry.smartseminar.jp/public/application/add/32
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