TTA

概要

TTA は、Aleksander Djuric (true-audio.com) 開発による可逆 (ロスレス) オーディオ CODEC である。

可逆 CODEC であるので、元ソースのクオリティを損なうことなく、圧縮可能である。

圧縮率は、70% 程度で、数多く提案されている可逆オーディオ CODEC において、ベストな圧縮率を達成しているわけではないが、エンコード・デコードの処理負荷のバランスがよく、アルゴリズムも比較的シンプルである。

エンコードは、以下のような手順で実行される。

デコードは、この手順を逆に辿ることで行われる。

エンコード時に、トライ＆エラーによるパラメーター探索を行わないため、リアルタイム処理が可能となっている。