Pros
他商用エンジンに比較して軽量・高速。
商用ゲームの採用実績多数。
商用エンジンとは違い、オープンソースなので、C++によるソースコードが読めれば、内部動作のすべてを調べることが可能。
またOgre3Dの機能そのものを自分で改造して使うこともできる。
ユーザーベースの周辺ライブラリも豊富。
Cons
最新の商用3Dエンジンにはビルトイン機能の豊富さでは負けます。
Unityにあるようなアセット機能やアセットをユーザー間でやり取りする仕組みもコミュニティも無いため、リソースはアセット頼みには出来ません。
出発点がゲームエンジンではなくグラフィックエンジンであるため、描画以外の処理に関してはOgre3D以外のライブラリが必要になるものがある。(LODやRay castなどのゲーム用途の機能も多数built-inされている)
ただし、ゲーム制作に使用するために利用できる周辺ライブラリの紹介や、どのようにOgre3Dで使用できるかなどの情報は豊富。
2016年現在、他の商用3Dゲームエンジンがライセンスの大きな値下げを行っていることもあり、フリーのオープンソースを選択するメリットは低下している。
開発がボランティアベースで商用ではないので最新技術の取り込みや新しいバージョンのリリース速度は速くない。