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ActiveRecordを説明する前に、ORMを説明します。
まず、ORMとは、Object/Relational Mappingの略で、データベースのテーブルをクラスにマッピングします。例えば、データベースにusersという名前のテーブルがあるとすると、Simframeの命名規則で、Userという名前のクラスを作ることになります。テーブルの1レコードが、クラスの1オブジェクトに相当します。つまり、あるユーザは、Userクラスのオブジェクトとして表します。
具体的には、次のようなコードで表現することになります。
$oUser = new User(); $oUser->find("user-XXXXX"); // user-XXXXXは、ユーザーIDを表します echo $oUser->name.",".$oUser->age;
内部では、次のようなSQL文が実行されデータが取得されています。
SELECT * FROM users WHRE id='user-XXXXX';
実際には、プリペアードステートメントを使っているので、このSQL文とまったく同じではないのですが、 さらに安全にSQL文を実行することができます。
簡単に言うと、ORMとは、テーブルをクラスに、レコードをオブジェクトに、列をオブジェクトのメンバ変数にマッピングしてくれるのです。
Simframeが提供するORMの機能をActiveRecordといいます。SimframeのActiveRecordは、設定ファイルを一切必要とせず、規約によるルールにて動作するようになっています。