はじめてのたいなび(タイニーシンク・他アプリとの共存編)


タイニーシンクのVer1.5.1から、POP/SMTP待ち受けポートのIPアドレスを特定のアドレスにバインドできるようにしました。
この機能とOSのIPエイリアスを組み合わせることで、他のPOP/SMTPポートを使用するアプリと共存できるようになります。
以下では、Windowsでの設定方法を説明します。


IPエイリアスの設定


ネットワークのプロパティを開きます。

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TCP/IPのプロパティを開きます(※DHCPを利用している場合はIPエイリアスが使用できません)。

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詳細設定を開きます。

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IPアドレスの追加を行います。タイニーシンクで利用するIPアドレスを追加してください。
例では"192.168.3.251"に"192.168.3.13"を追加します。

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このようになれば完了です。

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タイニーシンクの起動オプションの追加


タイニーシンクをじっこうするよ.cmdの引数に、利用するIPアドレスの指定を追加します。

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それではタイニーシンクを起動してみてください。
正しく設定できていれば、下の例のように「POP/SMTP接続待ち受けポートをアドレス ほげほげ にバインドします」とログに出力されます。

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RDの設定変更


POP・SMTPのサーバアドレスを、今回追加したIPアドレスに変更してください。


以上です。