j1.40

Nobuyuki Tsuchimura tutim****@nn*****
2008年 4月 8日 (火) 01:28:26 JST


  土村です。

  xdvik-jp-22.84.13-j1.40 を公開しました。

http://sourceforge.jp/projects/xdvi/files/

土村> 土村> > (3) vfontmap の扱いを変更
土村> 土村> >     (multi style を廃止、map ファイルを xdvi.cfg で指定する、
土村> 土村> >     Ryumin-Light などの置き換えを定義できるようにする?)
土村> 
土村>   次はこの作業を行います。
土村> バージョン番号は j1.40 にするつもりです。
土村> xdvi.cfg に "ptexmap xdvi-ptex.map" のように書いて、
土村> xdvi-ptex.map にフォントの設定を書くというパターンにします。
土村> 書式はがらりと変わって、dvipdfmx 用の map と
土村> なるべく似たものにします。

予告どおり、
map ファイルに関する処理を大幅に変更しました。

従来の vfontmap に対応するファイルは、xdvi.cfg の中で

        ptexmap xdvi-ptex.map

のように指定します。このような指定を繰り返すことで
複数の map ファイルを読み込むことができるようになりました。
代わりに VFONTMAP の環境変数や、
コマンドライン引数の -vfontmap での指定はできなくなりました。

map ファイルの書式も変更し、single 形式のみになり、
1行の中での要素の並び順も変更になり、
dvipdfmx の map ファイルの形式に近くなりました。
単純な文字列置換で xdvi-jp 用の map を生成できるでしょう。

dvipdfmx と同様に次の機能もサポートします。
-- フォントファイル名の前の ":1:" のフェイス番号
-- フォントファイル名の後の ",Bold" や ",Italic" の修飾子
-- フォントファイル名の後の "-e 1.1" や "-s 0.1" の修飾子(平体,斜体)


 なお、日本語パッチのあたった xdvi の実行ファイル名を
pxdvi として、オリジナルの xdvi と共存する流儀がありますが、
xdvi.cfg に ptexmap のエントリを書いてしまうと
オリジナルの xdvi が未知のエントリだと警告を出してしまいます。

 この警告をどうやって抑止するか考えてて時間がかかって
しまったのですが、pxdvi.cfg というファイルを作って、
pxdvi コマンドからはこちらを参照すればうまくいきそうです。
dvi-draw.c の中の cfg ファイル名を書き換えるだけで ok です。

 ちなみに、pxdvi にはもうひとつ問題があります。
起動時に ~/.xdvirc をうまく読み込んでくれません。
状況は少し分かってきたのですが、まだ解決には至っていません。


土村>  Ryumin-Light などの置き換えは、手元では動いているのですが、
土村> 皆さんのご意見を伺いながら j1.41 あたりで作業しようと思います。

 これからこの作業を行いたいのですが、
仕様自体に賛同いただけてるか疑問があるので、
説明を先にして了解をいただいてから作業したいと思います。
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土村 展之     Nobuyuki Tsuchimura




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