SyncTeX と xdvi

TANAKA Takuji KXD02****@nifty*****
2013年 3月 22日 (金) 00:04:39 JST


ttkです。

(2013/03/21 19:52), TSUCHIMURA Nobuyuki wrote:
> xdvi 本家は、SyncTeX 対応の表明がないばかりでなく、
> 開発自体もここ数年停滞しているように見えます。
> 以下が今の最新版です。
>
>  xdvi    2008/4/2   22.85    
>  xdvik   2009/5/10  22.84.16 
> (xdvi-jp 2008/7/12  22.84.14-j1.40)
一応、xdvikのダウロードページを見ると、
http://sourceforge.net/projects/xdvi/files/xdvik/
xdvik-22.84.17 2012-03-31
xdvik-22.85 2012-04-02
というのがあって、正式なものだと思います。
TeX Liveと同期もしているみたいです。
CHANGESを見ても22.84.16と22.84.17の間は約3年止まっていたようです。

プロジェクトのweb↓は22.84.16のまま更新されていないようですが。
http://xdvi.sourceforge.net/

また、最近Vojtaさんがt1libをfreetype2に置き換えようと作業されているみたいで、
cvsリポジトリにこのところ動きがあるみたいです。
http://xdvi.cvs.sourceforge.net/viewvc/xdvi/xdvik/

開発が停滞しているのは確かにその通りだと思います。
しかし、完全に停止しているわけではないようです。

> 一方、SyncTeX 対応の PDF ビューアは最近も数が増えています。
> これはどういうことでしょうか。
> pdflatex の普及で DVI 飛ばしが始まってるのでしょうか?
それはそうだと思います。
日本だって、
最近のコンピュータではdvipdfmxとpdfビューアでも結構速いので、
xdviが好まれる場面は減っているのでは、と思います。
ただ、2011年のTeXユーザの集いのディストリビューションラウンドテーブルの記録を
読ませていただくと、
まだまだxdvi-jpの出番はあるのかな、という気にもなっています。
dviを最後まで使うのは日本人になりそうな気もしています。
それならもうひと頑張りして、TeXLiveやxdvik本家に取り込んでもらえるところまで
やってみようかな、と思っている次第です。




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