set.def ファイルのフォーマット

set.def という名前のファイルを作ることで、 複数の曲データを曲選択画面で1つにまとめることができます。 (このファイルのことを、「セットファイル」と呼び、ひとまとめにした単位を「セット」と呼びます)

このような演奏データに選曲カーソルをあわせると、ハイハットを2回すばやく叩くことで、 任意の難易度を選択することが出来るようになります。

さて、この set.def ファイルの作り方ですが・・・

曲データが入っているフォルダに、 set.def という名前のファイルをメモ帳で作って下さい。 中身は例えば以下のような感じ。

#TITLE: BRILLIANT DAY

#L1LABEL: BASIC
#L1FILE: brilliant_bas.dtx

#L2LABEL: ADVANCED
#L2FILE: brilliant_adv.dtx

#L3LABEL: EXTREME
#L3FILE: brilliant_ext.dtx

#L4LABEL: EXTREME+
#L4FILE: brilliant_exp.dtx

#L5LABEL: RAW
#L5FILE: brilliant_raw.dtx

#FONTCOLOR: #00FF00

この set.def ファイルを、DTXファイル (上記の例だと、brillinant_bas.dtx, brilliant_adv.dtx など5つのDTXファイル) と同じフォルダに入れてください。 すると、これら5つのDTXファイルが、DTXMania上では1つにまとめて表示され、ハイハットの2回連打で難易度を切り替えることができるようになります。

以下、set.def ファイル内の個々の項目の説明です。

#TITLE 選曲画面の表示する、タイトル名を設定します。
#LxLABEL 難易度として表示する文字列を設定します。xは1から5までの値になります (つまり、#L1LABEL や #L2LABELとなる) 。難易度の文字列には、ASCII文字の0x20~0x7Eを指定可能です (半角英数字)。もしこの#LxLABELを省略した場合は、xの値に応じて、以下の文字列が自動的に設定されます。1:BASIC, 2:ADVANCE, 3:EXTREME, 4:HYPER 5:ULTIMATE
#LxFILE Lx (xは1-5の数字) に対応する、DTXファイルのファイル名を指定します。
#FONTCOLOR 選曲画面での、曲名表示の文字色を指定します。#rrggbb形式で指定します。(HTMLなどと同じ形式です)

以下、注意点です。

  • もし、set.defファイルがあるフォルダに、set.defファイルで指定していないDTXファイルが存在した場合、そのファイルは無視されて、選曲画面に表示されなくなります。
  • 必ずしも、L1, L2.. というように、1から順に数字を使う必要はありません。例えば、1を飛ばして、2から使い始めることもできますし、2と4だけを使うといったこともできます。
  • 複数のセットを一つのセットファイルに記述することができます。例えば、下記の例では、"BRILLIANT DAY" と "HARBOR NIGHT" という2つのセットを作ります。
    #TITLE: BRILLIANT DAY
    
    #L1LABEL: BASIC
    #L1FILE: brilliant_bas.dtx
    
    #L2LABEL: ADVANCED
    #L2FILE: brilliant_adv.dtx
    
    #L3LABEL: EXTREME
    #L3FILE: brilliant_ext.dtx
    
    
    #TITLE HARBOR NIGHT
    
    #L1LABEL: BASIC
    #L1FILE: harbor_bas.dtx
    
    #L2LABEL: ADVANCED
    #L2FILE: harbor_adv.dtx
    
    #L3LABEL: EXTREME
    #L3FILE: harbor_ext.dtx
    
    #FONTCOLOR: #FF0000