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高度なカスタマイズ方法

書式プラグインのオプションの標準値設定(version 1.3.6 ~)

書式プラグインの種類によっては、オプションの指定が可能なものがあります。

例えば img 書式プラグインは、サムネイルの作成や HTML テンプレートを指定するオプションがあります。

もしも、毎回、サムネイルの作成や同じ HTML テンプレートの指定を行うのであれば、全ての書式プラグイン記述に同じ記述を書くのは面倒です。

書式プラグインのオプションの標準値を設定することで、その煩わしさを解消できます。

例えば img 書式プラグインで、全ての画像に対して半分の大きさのサムネイルを表示し、さらに Highslide JS を利用し、ブログ記事にはサムネイル画像を表示し、画像クリックにより通常サイズの画像をエフェクト付きで表示できる HTML を出力したいとします。

その場合は、conf/02_user/plugin.rb を以下のように設定します。

M2W_FORMAT_PLUGIN_CONF = {
  # 書式プラグインのオプションの標準値を設定できます。
  'img' => {
    'thumbnail' => 'true',
    'scale' => '50',
    'template_name' => 'hs.b',
  },
}

オプション名にオプションの省略名を利用することもできます。オプションの省略名を利用すると、以下の通り設定できます。

M2W_FORMAT_PLUGIN_CONF = {
  # 書式プラグインのオプションの標準値を設定できます。
  'img' => {
    'thumb' => 'true',
    's' => '50',
    'tmpname' => 'hs.b',
  },
}

オプションのデフォルト値を無効にするには、設定値のオプション名の先頭に「!(エクスクラメーション)」を付けます。

M2W_FORMAT_PLUGIN_CONF = {
  # 書式プラグインのオプションの標準値を設定できます。
  'img' => {
    '!thumbnail' => '',
  },
}

以上は、標準でサムネイルを作成しない場合の設定例です。

無効対象オプションの指定方法については書式プラグインの書式変更も参考にしてください。