昔のblogを閉鎖するので,こちらに情報を記載しておく。 ずいぶいん前に書いた,京ぽんアドレスユーティリティのvCard書き出しをwillcomのnine用vCardに変換するsedスクリプトが見つかったので,載せておく。

/^ADR[;:]/d
/^X-BLOODTYPE:/d
/^X-CONSTELLATION:/d
/^X-HOBBY:/d
/^CLASS:/d
/^FN:/p
s/^FN:\(.*\)$/N:\(\1\);/

使い方:上述の内容のファイルをWXVCF2nineVCF.sedという名前で保存したとして,ターミナルから

sed -f WXVCF2nineVCF.sed srcVCard.vcf > destVCard.vcf

とする。

基本的に,nineの方が対応しているフィールドが少ない (アドレスとか血液型とかの項目がない) ので,不要な項目をsedで削っているだけ。 京ぽんは対応してないフィールドは無視してくれるけど,nineはそこらへんが寛容でなく,一個でも対応してないフィールドがあるとエラーとなりvCardを読み込めなかったと記憶している。 携帯電話のvCardなんて,機種ごとに特有の項目があったりというのは当たり前だから,nineのvCardのパーサの仕組みはよろしくないと感じた。後継モデルでどうかは分からない。

京ぽんアドレスユーティリティは,OS Xのアドレスブックからデータを引っ張って来れるので,京ぽんアドレスユーティリティをバイパスに使えば,nineにアドレスブックのデータを移せると思う。 とはいえ,通信部分については調べてないので,変換したvCardをnineにメール添付などで送って一個ずつ読み込ませるしか今のところ方法がないから,アドレス帳の人数が多い場合,とても面倒。